• タグ別アーカイブ: コープ
  • v247 「びっくりちゃん」もびっくり

    ■「びっくりちゃん」もびっくり

    びっくりちゃん
    「びっくりちゃん」もびっくり

    近所にコープがあります。店があるだけありがたいこってス。みんな集まってきます。
    特に日曜日の午前中は、目玉商品とポイント10倍サービスとかで、やたらと集まってきます。

    広い駐車場は満杯でびっくりします。8か所のレジの前にはそれぞれ30人ほど並ぶのでびっくりします。しかも皆さんの買い物かごの中は商品が山盛りでびっくりします。

    「おいおい、道に人がいないのに、なんでこんなにいるんだよ」
    「おいおい、なんでこんなに買うんだよ」

    と、いつも心の中で言っています。それが知らないうちに声になっていて、カミさんの耳に入るとこう言います。

    「多分一週間分の買い物だよ」

    それにしても9割を越える人たちがみんなカゴを山盛りにしている光景は、私には異様に思えてならないのでした。山盛りのカゴをカートに複数詰んでいる人も多数いるんです。ヘタをするとレジにたどり着くまでに30分くらいかかるので、ちょっとの買い物で長い時間待たないといけません。

    と、これは先週までの話でした。

    4月6日の日曜日。 日曜日はたまごが安いのですが午前中限定となっていて、お一人様10個入りを1パックしか買えません。2回レジに並べば2パック買えますが、並ぶだけで午前中いっぱいかかってしまいます。
    そこでこの日もまた頭数で私が動員され、2パック買うパターンが炸裂しました。

    コープの前に来ました。
    おやおや、車が少ないような気がするな、と思いつつ店に入ります。
    おやおや、客が少ないような気がするな、と思いつつたまごをカゴに入れ、いつもより2円安くなっていたウインナーと、雪が融けないのにもう出回っているご近所野菜のネギと、市指定のゴミ袋と、冷凍食品をひとつカゴに入れ、レジに並びました。

    おや、おやおやおやおや~!! 各レジの前は4~5人しか並んでいません。しかもカゴの中が少ない。だから早いこと早いこと。これにはびっくりっ!!
    これじゃどう見ても店の売り上げ半減どころじゃありません。10分の1では?

    いったい何があったんでしょう。(しらじらしいか)

    ところで、たまごの話。
    日曜日は1パック98円と108円でした。(2種類の大きさ。中と大)
    それが、4月からは、108円と119円になりました。
    3%の増税なのに、なんと10%ちょいの値上げになっているのですね。
    年間、たまごだけで1000円余計に出費です。
    たまごだけでですよっ。これは痛い。
    (でも普段は180円くらいなので、コープは頑張っています)

    アタマのエラいおじさんたちは、給料が上がるから大丈夫だと、国民に説明しています。
    コープの惨状を見た日の夕方、NHKでは景気が良いかのような数字しか出していませんでした。
    びっくりちゃんもびっくりしています。


  • v122 食べる大切/愉快な札幌51:また来る

    ■食べる大切

    食べる大切フェア
    ここはまだすいている場所、開場は人でぎゅうぎゅう。

    ちょっと前、耐震偽装が発覚しましたね。結局はホイホイと建てにくくなっただけで、悪代官は逃げ切り、おそらく何も解決していません。日本中に強度不足の建物がゴロゴロしていることでしょう。
    法改正後のついこの前も、高層ビル上部の鉄筋が意図的に抜かれていたとのニュースを見て、「どうせ分からない」と思えば、儲け優先で、現場でいくらでもちょろまかしをやらせる経営者がいるのだな、と結局のところ思うわけです。しかもそれもまた氷山の一角かも知れない。

    最近、食品の偽装表示が、北海道のみならず、全国規模で大流行しております。産地偽装、賞味期限の偽装、中味の偽装、つまりは全部、何もかも信用ならない状況になっています。

    (今回のはカタイ話だなー)

    ウチはコープをよく利用します。食の安全という点では、まだ信用できるのかなと思っていました。でもあのミートホープの商品をコープも扱っていたわけで、さらにもし大手食品メーカーが恒常的にデタラメをやっていたら、どこが扱おうが信用なんてできるわけもありません。「もし」じゃなくなってますし。

    遺伝子組み換え食品だって平気で流通しています。何の検証もされていないはずです。

    「うまみ成分」とだけ書かれていて、その中に脳みそがスポンジになる牛さんのエキスでも入っていようものなら、これは完全に詐欺・ペテン表示ですし、何だかもう、信用できるものがなくて餓死してしまいそうです。

    そんな餓死してしまいそうな中、コープさっぽろが、「今年も」あるイベントを開催しました。大義名分はこんな感じ。

    食のたいせつさをテーマに、生産者・お取引先・行政などの参加により、さまざまな食についての活動を行い、交流を深めるとともに、コープさっぽろの食の取り組みを社会的に発信することをめざす。

    (カタイなー)

    チラシでは、楽しく学んで、おいしく食べて、「食」について考える、と書かれています。イベント名は「食べる・たいせつフェスティバル2007」。

    生産者(食品メーカー、農協や漁協、産直など)諸団体、行政、合わせて77団体が出展。信用の獲得の意味もあるでしょうから、確かに美味くて安全っぽいものが集まりそうなのでした。
    ということで、日曜日は朝からお出かけしました。二日酔いなのに。

    「アクセス札幌」という異様にアクセスが悪い会場へ向かいました。
    とてもアクセスが悪いので、このイベントのためのシャトルバスが最寄りの駅から出ていました。

    そこは朝から大変なことになっていました。何せ、いろんなイベントを詰め込んでいるので、先を争ってやってくるのです。

    「マイ・カレー粉作り」を体験しようと申し込もうとしたら、開場前なのに定員いっぱい。
    「プロののり巻き作り」、「スープカレー作り」、「殻付き貝の剥き方」など7イベント、「お楽しみ抽選会」、それに「アンパンマンショー」や「よさこいの踊り」、「パパイヤ鈴木振り付けのトドックダンスを踊ろう」、「生産者にインタビュー」など、いろんなことをやるんです。

    でもそんなイベントはむしろ付け足しでした。

    各ブースでは、試食品を用意していて、ちょっと歩くといろんな食べ物を無理矢理に近い形で「どうぞどうぞ」と勧めてくれ、食べることができるのです。
    最初にガムをもらいました。それからキッコーマンの白だしをビンごとくれました。紙パックの野菜ジュースをくれました。紙パックの黒酢をくれました。全部ちゃんとした商品です。

    ツブの塩辛食べました(コリコリしてめちゃ美味しかった)。高原牛のステーキ食べました。鮭のたたき食べました。とうきびの正油焼き、玄米、牛乳、ラーメン、大根、赤い果物のジュース、鶏の唐揚げとステーキ、柿、みかんジュース、チーズ、クラッカー、イクラ、コーヒー、かぼちゃ、たまねぎ、焼き鮭、などなど、試食だけで腹が一杯になり、まだまだカレーライスやチャーハン、お菓子など、食べられなくなってしまいました。

    こんなに脈絡なく食べたら、腹壊しそうですよね。食の危険ですよね。まあでも美味しく頂きましたし、腹も壊れなかったし、安い値段でいろんなものが買えました。

    ただ、美味いから安全なわけはなく、産直と言われても違うかも知れないし、良いことばっかり説明されるとどこかにウソがあるんじゃないかと思ったり、何度も何度も失った食への信用は、なかなか回復できないような気もしました。

    それにしても人の数がすごくて、時間を追うごとに身動きがとれなくなって、朝の渋谷駅みたいになってました。久々に人口密度の高い空間に、げんなりして痩せてしまいそうでした、とさ。

     

    ■第51回 愉快な札幌大発見:又来るベアー

    又来るベアー

    もうネタがないっス。