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  • v131 スキーのジャンプ大会/愉快な札幌60-食うかい

    ■スキーのジャンプ大会

    ホッケ

    せっかくの北海道の冬ですから、今回も気温の話を少し交えて…。
    先々週になりますが、スキーのジャンプ大会を見にいきました。相変わらず“無料招待券”をゲットしたものですから、もったいないですから、行ってきました。

    午後3時過ぎには終わるスケジュールでした。そしてこの大会の映像を編集して、すぐ4時半からテレビ放送されるので、速攻で帰ればテレビまで見れてしまうオマケ付き。

    つまり午後1時過ぎには大倉山に着いて見ていたわけです。この日の注目は個人的にですが、何と言っても長野オリンピック団体金メダルの岡部孝信選手と、オリンピックの常連・葛西紀明選手です。(2人とも40歳近いおじさんなんですよね、ホントにスゴい人たちです)
    それと外国からの招待選手、そして若手もろもろ。(あんまり詳しくない…)

    この日は昼でも氷点下7度前後の冷たさでしたが、私はババシャツとタイツを着込んでいましたから、「別に…」てな感じでした。ところが、ジャンプ大会の観戦となると、その冷たい空気の中でじっとしているわけで、さすがに寒いのです。特に靴。足先がビリビリきてました。

    ガラス張りの建物に入って観戦もできるのですが、そこは逆に暖房が効き過ぎていて暑いんです。ババシャツ着てますし。しょうがないので外へ出て動くことにしました。結構高い場所へ登って見ることも出来るのです。

    その中腹あたりのシャンツェに近いところで、ジャンパーひとりひとりに声援を送る数人の応援団がいました。笛を鳴らしたり太鼓を叩いたり、名前を叫んだりしていました。
    そのあたりをうろついて、上から降ってくるように飛んでくるジャンパーを見ていましたら、その応援団がリズミカルな声援を始めました。

    「ホッケ、 ホッケ、 ホッケ、 ホッケ、 ホッケ…」

    北海道のホッケは美味いからね、なんて話じゃありません。ドイツから来たシュテファン・ホッケという選手が飛んでくるところだったのです。1本目はまずまず上位で、これは2本目でした。

    ホッケの2本目はちょっと失敗ジャンプでした。

    「ちょっとアブラが乗ってなかったね」

    ホッケの旬は春と秋の2週間くらいずつなんだそうで、ちょっとアブラが乗ってなかったみたいでした。(しょーもない)

    この日、岡部孝信選手は1本目に130mを越える大ジャンプで、そのスゴさを目の当たりにしました。しかし2本目に失敗。一方の葛西紀明選手はなぜか飛びませんでした。せっかく楽しみにしていたのに、その理由も何もアナウンスしてくれないのです。納得がいきません。なぜ飛ばなかったのか知りたくなり、大会終了後すぐ家に帰り、テレビを見ました。

    旬じゃないホッケの2本目がちょっと失敗ジャンプしてました。(しょーもない)

    結局テレビでも葛西選手の話がまるで無くて、結局理由は分からずじまい。夜のスポーツニュースで、キャスターが「葛西選手は風邪で調子が悪かったみたいです」と、サラっと触れてやっと『風邪だった』ことが分かりました。しかし現場でもテレビでも、注目選手なのにひと言も説明がないことにはちょっと憤慨でした。

    でもタダで見てるわけだし、まあ、選手も間近で見れたので良い1日でした。
    その後ホッケ食べました。やはり美味。

     

    ■第60回 愉快な札幌大発見:すし食うかい

    すし食うかい

    すし食いねぇ、を蝦夷弁で言うとこうなります。というか標準語?
    日本全国、どこにでもありそうな気もしますが、どうなんでしょう。


  • v033 距離競技

    ■距離競技

    中島公園の貸しスキー

    先週、スノーエンジェルを作るために近所の中島公園へ足を運んだ時に、ちらほらとスキーに乗っている人を見かけました。(北海道ではスキーには「乗る」とか「履く」と言います)

    よく見ると「歩くスキーコース」という看板があり、順路の矢印マークもありました。
    「 スキーで歩くのもいいかも知れないなぁ」と思うのでした。

    そして、スキーに乗っている人たちの中には高齢者もいて、競ったりすることもなく、特別うまい必要もなく、ここで15年ぶりにスキーをはいて歩いてみても恥はかかないだろうと思ったのです。

    「歩くスキー無料貸出し所」の貼り紙を発見。「無料」なら乗らなきゃいかんだろう、ということで、思い切って貸出し所へ入っていきました。

    貸出しのスキーがどっさりありました。借りるには原則的に身分証明がいるらしいのですが、持っていた免許証を出そうと思ったらこう言われました。

    「あ、いい、いい。あるね。あるのね。あるならいいよ、見せなくても。せっかく来てもらってダメだなんて言えんしょ」

    結局身分確認もしないで貸してくれました。ヽ(^ ^;)ノ

    歩くスキーの板はとても細く、幅5センチ程度です。靴も簡単な金具でつま先だけを板にワンタッチ装着。だから「かかとが上がる」んです。いわゆる「クロスカントリー」とか「ノルディック」とかいうタイプですが、過去にそのようなスキー板には乗ったことがありませんでした。

    クロスカントリーなんていうとちょっとカッコいいですが、昔は「距離」って言ったもんです。私は小学生の時(35年くらい前)、授業でやった「距離」で上位だったので、それだけで距離は好きでした。(え、あ、男子12人程度でしたが…)

    このタイプの板が初めてなことと、長年乗ってなかったこともあって、最初はぎくしゃくしてましたが、2~300メートルくらい乗ったところで慣れてきました。

    スキーをはいて歩くだけってつまらなそうに思われるかも知れません。でもやっぱり私には楽しかった。無料なので土日は通ってもいいと思ったくらいです。結局今週も行ったので2週続けて「距離」やりました。

    普段運動不足のため、先週は2キロほど乗ってバテてました。そして筋肉痛が3日間。今週は3キロ乗ってバテました。そして今まさに筋肉痛で苦しんでいます。しかし、まさか無料で近所の公園でスキーを始めるとは思ってもいませんでした。

    ところでこの「公園で乗れるスキー」、気になったのでネットで調べてみました。
    札幌市内で、公園で歩くスキーができるのは何と15か所もありました。でも結局、中島公園が貸出し数ダントツの150セット(他は10とか20セットがほとんど)で、7カ所は板の貸出しは無し(マイ・スキーで乗る)。8か所で貸出しがあり、無料なのは2カ所だけ。残り6カ所は有料で、1日1セット200円とか500円という料金でした。

    ウチが中島公園に近かったのは非常にラッキーでした。ただ、もうそろそろ雪も解け始めています。乗れるのはあと2週間程度。もっと早く発見していればもっと楽しめたのに。