■ポプラの恐怖
私はいつもカメラを持ち歩いています。大抵の場合、仕事に使える画像を求めて撮ります。デジカメはいくら撮っても現像代がかからないので、メモ代わりにも撮り、面白いものがあれば撮り、景色が良ければ撮り、面白い模様があれば撮り、雲の形が良ければ撮り…、と、ほぼ1年で1万枚撮りました。
恐怖は1万41枚目の今回使用している写真を撮っている時に発生しました。心霊写真じゃないですよ。
大抵、「連れ」が一緒にいまして、その連れが、私が写真を撮っている間はヒマになるため、一種の暇つぶしでこのポブラの木を、手でポンポンと叩いていたのです。そうすると手にチクッと痛みが走ったらしく、「いてっ!」と叫びました。その後、「うわーっ!」と言って、ポプラからちょっと離れました。
ここからは気持悪い話になるので、気の弱い方はご遠慮下さい。
チクッとした原因は、木に付いていた毛虫くんでした。(毛虫「さん」かも知れませんが…)(どうでもいい引き伸ばしで恐怖を緩和しています)
その毛虫くんは、いわゆる内地や南国のものに比べたら、北海道ですから、小振りで可愛いもんなのですが、でもやっぱり、ここに掲載すると食事に影響しないか気になるような感じで、だから掲載はやめておきます。
その毛虫くん、ポプラの木の表面に保護色となってじっと動きません。多分毒はなかろうと思いましたが、念のため、それも写真に撮ってあとで調べようと思いました。それで、木の表面をじっと見ていると、これがあっちこっちに点在しています。
「ゲロっ、ここにも」
「ゲロゲロっ、ここにも」
「ゲロゲロゲローーーーーーっ!!」(恐怖を緩和する表現)
そして、根元の方はなんと言いますか、みっしりと言いますか、一面と言いますか、団体さんでおられまして、それもよく見ないと気付きませんでした。
そこはポプラ並木で、次の木も次の木にも、その毛虫先生は分かりにくく存在していたのです。その後、行った先にポプラの木があると、ついその表面を見てしまうのですが、近所の道路の脇のポプラにもそいつはおりました。
もう二度とポプラの木の表面を、気軽に触ることはできそうもありません。
●リペアムゲル再評価
タイヤが絶対にパンクしない処理をした我が家の自転車について、少し、経過報告します。というのは、以前、この処理をして間もない時、乗り心地が悪いと書きました。確かに、決して乗り心地がいいとは言えませんが、この処理をして良かったなと思う機会が多いのと、また別の効果があると思ったので、少し評価を変えたいと思ったのです。
あれから一度、スーパーに買い物をしに行った際、駐輪場に止めておいた自転車にいたずらをされていました。ライトを力ずくで上を向かせて、空に向けてライトを点けられていました。愉快犯ですね。
その前にも別の場所で、ライトを盗まれたり、パンクさせられていたりして、犯人を哀れんだものですが、少なくともやられて一番つらいパンクだけは避けられるのは、この上なく心強いです。
パンクしない心強さ。それはもともと予測できたことですが、改めて良かったなと思いました。
さて、問題は、乗り心地です。
この悪い乗り心地の自転車に乗り続けていると、だんだんそれが普通になり、ほとんど気にならなくなってきます。段差ではきちんとスヒードも落とすし、悪いことは特に感じなくなりました。
これは、例えば運動部の学生などが、普段、鉄の下駄をはいて歩いているようなもので、慣れてしまうと、いつの間にかすごい脚力が身に付いている、という秘密特訓のような効果が期待できるのですっっ。
というわけで、リペアムゲル処理の評価は、どんどん高まっております。
(業者と結託してなんかいませんよっ)
■第34回 愉快な札幌大発見:某中学校の標語群
札幌市内の某中学校の前を自転車で通過する時に目にしたものです。中学校だけじゃなく、大人の世界にもいかがでしょう。
こんなのどうでしょう。
「きっぱりと やめる心が 命取り」
「挨拶の キャッチボールが 命取り」
深いなぁ。
でも標語って、読むと力が抜けてしまうのは、私だけでしょうか。