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  • v164 クマの進化/愉快な札幌93-居酒屋

    ■クマの進化

    クマが地引き網
    地方の新聞は面白い

    9月3日の北海道新聞1面の左上に面白い記事を発見しました。オホーツク海に面した、知床岬の根元にある斜里という町でのことです。
    面倒だから新聞記事をそのまま載っけちゃいましょう。

    *****

    定置網クマも喜々
    知床 マスを“水揚げ”

    【斜里】大きな体を海に沈め、顔と背中を水面に出し泳ぐヒグマ。岸から延びる定置網にたどり着くと海に潜り、両手を使って網を引き寄せカラフトマスを上手にくわえた。
    網走管内斜里町知床岬先端からウトロ方面に直線距離で約十キロ。観音岩と呼ばれる岩がそびえる陸路のない海岸付近で、定置網にマスがかかっていることを学習したヒグマが網を巡回し、泳いでマスを捕食している。
    定置網は岸寄りの手網から魚を誘導し、魚捕り部と呼ばれる網に魚をためて捕獲。たっぷりマスの入った魚捕り部は百メートル以上沖にあり、泳ぎが得意でないヒグマは岸から五メートルほどの浅瀬の手網に引っかかったマスを狙っていた。
    同町のウトロ漁協の担当者は「定置網のマスをヒグマが狙っているというのは、初めて聞いた。網が傷むなどの被害は聞いていない」と言う。

    *****

    以前は民家に上がり込んだクマが冷蔵庫を開けて、飲食して冷蔵庫を閉めて出て行ったとか、そんなニュースもありましたが、今回は定置網を引き寄せマスをゲット。漁業に手を出し始めました。

    次は牛乳を搾って飲むとか、期待したいところですね。

    その記事の隣に、相撲協会の「大麻問題」がチラッと見えてますが、ちょうどこのオホーツク地域には、各地に大麻草が自生していることで有名ですね。

    私は高校卒業までそのエリアにいましたから、大麻の話は少し聞いたことがあります。よく警察が大麻が生えていないか、抜かりなく巡回していて、見つけては引っこ抜き、見つけては引っこ抜いているんだと。

    それでも植物の生命力には勝てないようで、どんなに引っこ抜かれても、あざ笑うかのように生えてくるんだとか…。植物おそるべし。

    しかし大麻はタバコや酒と違い、依存性もなく、毒でもないらしく、単にダメなものはダメ、というシロモノのようです。害の強いタバコの代わりに「しあわせ草」みたいな名前で解禁すれば、いいんじゃないかと思ったり、思わなかったり…。

    そういえば、大麻草を○○○○○○○、○○○○○○○○○○○○○○○○、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○。(笑)

    やっぱ余計なことは書くのはやめます。でもネタ切れ。おしまい。

     

    ■第93回 愉快な札幌大発見:居酒屋

    一見何もない住宅街もよく見れば…。

    住宅街

    よーく見ると右に居酒屋がありました。拡大します。

    居酒屋ぼけ

    高齢化社会を見越したナイスなネーミングに乾杯。


  • v162 ゴキバナ/愉快な札幌91-センチュリー21

    ■ゴキバナ(ゴキブリの話)

    8月なのに秋の気配
    8月なのに北海道はすっかり秋の気配(写真は内容とは関係ありません)

    「札幌で3年半住んで、ゴキブリを見たことがない」
    「北海道でバルサンを焚く家庭はほとんどないと思われ」
    と前回書きました。

    多分そんなに間違いではなさそうです。

    30年ばかり前の道東にはゴキブリは確実にいませんでした。カブトムシもいませんでした。多分全道的にもいなかったはずです。

    10年くらい前に道東の北見市の友人に会った時、こんな会話をしました。
    「最近カブトムシがいるんだって?」と私。
    「おおいるいる。オレが増やそうと思ってさ」
    「うん」
    「買って来たカブトムシのオスとメスと山にいっぱい放したさ」
    「げっ」
    「そしたら増えたみたいで…」
    『おいおい生態系壊してるじゃん…』
    「やったーって感じだな」
    「…」

    捨て置けない話ですが、この「カブトムシ」に「ゴキブリ」という言葉を代入してみてください。ね、無理がありますよね。ゴキブリは売ってないと思いますし、人間なら最後の「やったーって感じだな」にはならないと思います。
    いやしかし、それをやったとしてもゴキブリは生きられないのです。

    ゴキブリは寒さには弱いのです。 例えばチャバネは15度以下で活動をしなくなり、早く死んでしまうそうてす。夜寝るときはストープを消し、室内でも氷点下のような暮らしをしていた昔は、ゴキブリが存続できる場所はありませんでした。

    また、ゴキブリは寿命そのものが短く、半年から1年で死んでしまうそうです。よく、水だけで生きられるということを聞きますが、延々と生きるわけでないんですね。
    つまりせいぜい1年しか生存しないため、寒冷地ではうまく命を繋げないのです。

    でもゴキブリは氷河期を生き延びたという事実があります。寒さぐらいでは死なないのではないかと思ってしまいますが、それはひょっとすると氷河期でも比較的温かな地域で生き延びたのであって、寒冷地ではないんだと思います。(推測です)

    トンボ
    ゴキブリを一瞬忘れて、少しだけでもなごんで頂ければ。(内容とは無関係です)

    で、もう誰もが知っていることですが、北海道の場合、建物の気密性が高い上、朝まで営業する店舗ができたりして、年中暖かい場所が出来ました。ゴキブリは飛行機や船や電車に乗ってやってきます。だからそのような特定の場所(主にすすきの)で、少しずつ繁殖はしているようです。

    一応、大手のドラッグストアで確認したところ、バルサンタイプの殺虫剤も、ホイホイも、ゴキジェットも売っていました。

    でも、冬の時期に、24時間数ヶ月間ストーブを焚いてる家庭はないと思われ(少し気温が緩めば止めるし、寝ている間まで焚くのは経済的に非効率)、札幌でもゴキブリを見たことのない人は多いと思われます。

    というか、ゴキブリを見たことがない人がチャバネゴキブリを見てもゴキブリとは思わないと考えられます。そのくらいの認識率なのです。

    それから、本格的に邪悪な黒いゴキブリについてはまだいないのではないかと思います。というのも、調べてもチャバネの話ばかりなのです。

    ラベンダー
    ラベンダーはキレイですよー。(内容と関係があります)

    で、このラベンダーの写真は、ゴキブリの話の気持悪さを緩和するための一服の清涼剤、ではないんですよ。私は知りませんでしたが、面白い情報がありました。

    ゴキブリはラベンダーの匂いが嫌い

    それだけじゃなく、実は「虫除け効果」もあるんだそうです。ラベンダーは何年か前に摘み取り、乾燥させてドライフラワーにして部屋に飾ってました。結構いい香りが長続きしました。

    ドライフラワーを手に入れるのも良いですが、ラベンダーの香りのするオイルとか、ひょっとするとゴキブリ除けになるのかも知れません。道外の皆さん、いい情報だと思いませんか?

    ただし、ラベンダーは「嗅ぐだけで太る」香りなんだそうです。(笑)

    太ってもゴキブリを排除するか、ダイエットのためにゴキブリを我慢するか、悩ましいところですね。

     

    ■第91回 愉快な札幌大発見:センチュリー21

    あまりにも普通に違和感なく存在していて気づきませんでした。
    センチュリー21って、確か不動産関係の…。えーと…。

    キャバレー&パブクラブでしたっけ?

    センチュリー21

    パクリ? たまたまの偶然ですよね。
    というかこれは見なかったことにしましょうか…。


  • v161 火に囲まれて/愉快な札幌90-あぶない

    ■火に囲まれて

    4月30日のボヤ
    4月30日のボヤ
    8月12日の事件
    8月12日の事件

    すいません。
    今年は随分前からウチの近所でボヤが多発しています。放火です。
    4月30日には我がマンション北側の廊下から見えるとなりのビルでポヤがあったようで、消防車だらけになっていました。(最初の写真)

    6月9日には、放火と見られるボヤが多発。我がマンション西隣のエリアのゴミステーション(ゴミの回収場所)が焼ける火事があり、ニュースになりました。
    ニュースによれば、その前の月からこの近所で、ウチを避けるように13件の不審火があったようなのです。

    あ、犯人私じゃないですよ。(汗)

    先週のある夜(深夜0時頃)、また消防車のサイレンの音がけたたましく鳴り響きました。せっかく自分のツボにはまったテレビ番組を見ていたのに、サイレンで音がかき消されてしまいました。
    「あーもー全然聞こえねーっ!!」
    とか言って窓の外を見ると、すぐそばに消防車が何台も止まっているではありませんかっ。(2番目の写真)

    いやぁこりゃあかなり近いところで火が出たらしい、と思いました。とりあえず窓の外をずっと見て、何かあったら避難しようと、静観しておりました。

    消防車は少なくとも5台見えました。救急車も来て、パトカーまで来ました。近所には消防署と救急病院もあり、特殊車両を好きなだけ持ってきた、みたいになってました。

    しかし火が見えません。煙もよく見えず、何かが燃えるような臭いもしませんでした。ただ、ちょっと記憶のある臭いが感じられました。
    消防士たちがせわしなく走っていたり、警察がうろうろと動いていましたが、とにかく火元が分かりません。

    10分か15分か経った頃にはサイレンの音が消えていました。そしてスピーカーのガチャガチャする音がして、声が聞こえてきたのです。

    「えー、×○あ×○×ん○×え○…。▲だ×○と…」
    「何言ってんだ」
    「ボヤが×○▼☆りましたが、×○でしたので○×○…」
    「ん? 聞き取れねーっ」
    「繰り返します。ただいま、☆×○×○通報があり×○ボヤが×○」
    「んんん? 通報? ボヤ?」
    「えー、煙はバルサンでしたので心配ありません」

    老若男女も犬も猫も野次馬も、ズッコケて地の果てまで転がって行きましたとさ。

    ただ、ちょっと考えてみると、バルサンというからには「ゴキブリ」ですよね。札幌で3年半住んで、ゴキブリを見たことがないのです。ねずみ用とかあるのかな…。

    多分、北海道でバルサンを焚く家庭はほとんどないと思われ、通報した人が火事と間違うのは理解できなくもありません。
    しかしバルサンで消防車、はしご車、救急車、パトカー全員集合ですから、通報は慎重にならざるを得ませんね。かと言って本当の火災なら一刻を争うわけで、バルサンを知らない人にとっては、火事やボヤじゃないと判断するのは難しいかも知れないなぁと思ったのでした。

     

    ■第90回 愉快な札幌大発見:あぶない

    豊平川の河川敷にある看板です。

    あぶない

    むしろこの絵があぶないね。

    危ない

    臨場感あるけど。

    帽子の「Q」って何の意味があるのだろう。


  • v155 サミットで大騒ぎ/愉快な札幌84-トドックが

    ■サミットで大騒ぎ

    行政指導?
    その場しのぎの行政指導?

    今日からサミットが、洞爺湖のウインザーホテルで始まりますね。環境サミットなどと言われておりますが、ウインザーホテルそのものが環境には配慮されておりません。昨年、実際に行ってきました(vol.116)が、国立公園である景観を著しくぶち壊しております。泊まった人が自然環境を堪能できるホテルで、ゴルフ場もあり、のんきなものであります。

    のんきな一方で、どうやら日本中が物々しい警備でテロを未然に防ぐ努力をしているようです。会場に比較的近いここ札幌でも町中に警備に勤しむ警官が巡回しております。もう何日も前からすごい数の警官と、警察車両やヘリコプターなどが往来してCO2を排出しまくりです。

    驚くことに静岡県警とか栃木県警とか書かれた制服のおまわりさんや、沖縄ナンバーのパトカーなど、北海道以外から動員された警察も見かけます。静岡県や栃木県や沖縄県は警官が減っちゃって大丈夫なんでしょうか。

    それでどういうわけか、わがマンションの前には上の写真のような警告文が貼られておりました。サミットだから自転車を撤去するよ、置かないでね、という内容。確かに路上(歩道)ではありますが、管理人が常駐できっちり管理しているんですがね。
    そんなわけで、いつもは住人のみなさんがそこに並べている自転車を、仕方なくマンションの中に入れて、消防法を犯す形で廊下に自転車を並べております。今回は特別に、消防法違反に目をつぶってくれるみたいです。放置国家ですね。
    でもサミットだから仕方ないです。テロリストを追いかける時、警官がこの自転車に引っ掛かって転んだら大変ですから。

    路上警備
    近所のこんな何にもないような場所に2人も警官が立っていました。

    何だかとっても窮屈です。地方は経済的に疲弊し切ってヨレヨレな上に、町中警官だらけで、外を歩けば監視されてるわけですから。気まぐれに変な踊りなど踊ったら署へ連行されてしまいます。

    ただ、ひとつだけメリットはありました。夜になると始まる、学生っぽい若者による大変騒々しいイベント、近所の公園での「爆竹・花火大会」が行われなくなったのです。

    静かな夜が訪れました。めでたしめでたし。

    と書きたいところですが、実は、救急車両やパトカーのサイレンがいつもより多くて、うるさい夜であることに変わりはありません。

     

    ■第84回 愉快な札幌大発見:トドックが

    すっかり人気者のコープさっぽろのキャラクター「シロクマのトドック」が、届けられたチラシの中で、フライパンで火にかけられて炒め物になってる絵を見つけてしまいました。

    熱いトドック

    でも笑っています。
    あ、フライパンを手にもって料理をしているところですね。よく見たら。
    もう少し引くとこうなっています。

    トドックの五右衛門風呂

    五右衛門風呂に入ってご機嫌のトドックにも見えますね。(笑)

     

    ●はみ出し情報
    そんな「シロクマなのに熱さに強いトドック」には、パパイヤ鈴木振り付けのダンスがありまして、これがネットで見られます。ただトドックの手足の動きには少し違和感を覚える私です。

    (2018.4現在、公開されておりません)


  • v151 爆破予告の夜/愉快な札幌80-べろべろばー

    ■爆破予告の夜

    YOSAKOIソーラン
    第17回YOSAKOIソーラン祭り、最終日、ファイナルパレード

    その日はお酒をチビチビ飲みながらテレビを見ておりました。やがて猛烈に眠くなって寝てしまい、目が覚めたら深夜の2時。体力の低下とひどい老化を感じつつ、また眠ろうと思いましたが、もう目がパッチリでした。

    無理に眠ろうとしてもストレスになるだけ。運動不足でもあるし、この際、外に出て散歩をすることにしたのです。夜は夜でおもしろい効果のある写真がたまーに撮れることからカメラを持って、そして一人ではあまりに怪しいので、同じように老化をしている連れを連れて、2人で歩くことにしました。

    そういえばこの日、雪まつりをしのぐ大イベント「よさこいソーラン祭り」が開会したのでした。翌朝から札幌のあちらこちらで大集団の踊りが繰り広げられるのです。特に大通公園は賑やかになります。

    大通公園は約1km。家から往復すると3kmほどになり、チンタラ歩いて1時間の旅であります。

    大通公園はさぞかし明るくて、人も結構うろついているだろうと思いました。ところがびっくり。ほとんど歩行者はなく、灯りも少なく真っ暗で、あちらこちらに警備車両が黄色いフラッシャーを回しながら、中から警備員がギラギラと目を光らせ、深夜だというのに警備員と警察が散在していたのです。

    「随分警備がきついのぉ。なんか監視されているみたいだな」
    「それはね、爆破予告があったからだよ」※
    「まじっ? それを先に言えよー」

    そんなことなら別のコースにすれば良かったと思いましたが、こうやってネタになったのでまあプラスマイナスプラスかな…。

    ほとんど人がいない大通公園を、カメラを持った怪しい初老の2人が、爆破予告のあった日の夜に現場を歩いているわけですよ。それはもう監視の目が光りまくりになるのは当たり前で、4丁ほど歩いた時点でたまらなくなり、大通公園から離脱、すぐに帰ってしまいました。

    後日調べてみると、過去に何度か爆破予告されていたり、実際にゴミ箱に仕掛けられた爆弾が爆破して、スタッフ10人がケガをしたこともあったようです。

    まあしかし、爆破事件は起こらず、無事祭りもこの日曜日に終わりました。

    今回はその最終日に、良い場所で鑑賞できる席のチケットが手に入り、2時間たっぷり楽しみました。それは主にコンテストではなく、締めくくりのパレードで、参加している人数の多さを実感したのでありました。

    下の写真などは、小学生くらいの子どもがどっさりミッキーマウスの先導で現れて、あまりの人数に、少子化はもう解消されたのだなと思った次第であります。んなこたーない。

    ヨサコイ
    ヨサコイ

    ※6月3日・毎日新聞より抜粋:札幌市で4~8日に開かれる「第17回YOSAKOIソーラン祭り」の会場に爆弾を仕掛けることを予告するハガキが同市中央区のSTVラジオに7通届いた。札幌中央署は筆跡や文面から同一人物が書いた可能性が高いとみて、威力業務妨害容疑で捜査している。

     

    ■第80回 愉快な札幌大発見:べろべろばー

    べろべろばー
    べろべろばー
    このなめきった店名、合格。

    よく見ると「たこらんけの」とあり、絵の中にタコがいます。北海道には「このたわけものがっ」とか「バカ」とか「アホ」と同義語で「たくらんけ」という言葉があります。そのダジャレと、それに合わせてタコの絵を入れたと思われるのであります。
    とことん合格。