コロナ先生も変異を遂げ、様々な形に変容していく中で、与党の先生たちは昭和からの変異を遂げることができずに、後手後手であっても先手先手と口でだけは言って偉ぶっている中で、また日は昇り、2021年の元旦がやってまいりました。
(笑)
初日の出を見る企画、ちょっと悩みました。人が集まったらコロナ感染が広がってしまうかもしれない、という理由で。国がちゃんと調べる体制を作らないから「かもしれない」とか曖昧な状況がずっとずっと続いていますね。
元旦が晴れの予報でしたので、北見から50kmほどの美幌峠で初日の出を拝んでみようと思いました。コロナは初日の出の太陽光が焼き殺してくれるに違いありません。そういう国ですから。
国の偉い人たちも数十人規模で会食したりお金を集めたりしてますし。
暮れから降り続いている日本海側のドカ雪は、こちら道東にはほとんど影響がなく、積雪ゼロに近いです。しかし、かなりの低温が続いています。
さて、日の出時刻(6:58)から逆算して、1時間以上の余裕を考えて、早朝4時半出発を考えていました。高齢化にて朝3時半起床。
寒さに震えながら・・・エンジン、スイッチオンっ!! ブルルン、1発でかかります。すごいですねぇ。昔ならヤカンのお湯をかけたりしてました。でもでも、後ろのドアが凍りついて開きませんでした。
4時20分に出発です。氷点下15度。予報では、美幌は氷点下17度になっていましたので、峠はおそらく20度を下回っていると思われました。
出発して6分。
1度下がりました。それから3分。
1度下がりました。12分後。
1度下がりました。27分後。
気付いたら3度下がって、ついに20度を下回りました。
このあたりから下がるたびに悲鳴をあげていました。21分後。
きゃー、1度下がって氷点下22度。さらに5分後。
きゃーきゃー23度ーっ!! ここはまだ峠のふもとでありまして、峠では一体何度まで下がっているのかと戦々恐々でした。
出発から1時間半、峠に5時50分頃に着きました。日の出まで約1時間。真っ暗だというのにそこには交通整理をする警備員が動き回っていました。
200台止められる駐車場はほぼいっぱいで、ギリギリ間に合ったのでした。もう少し遅かったら、もっと遠くに止めないといけないか、帰らされるかという感じでした。知らんけど。
コロナどこ吹く風。
釧路の納沙布岬では2300人が集まったと、後でニュースで知りました。美幌峠は勘ですが、車の台数から600〜700人くらいかなと思います。適当です。見た目には500人もいないように感じました。広いんです、ビューポイント。
で、峠の気温はこれ。
あれれ、17度とは暖かいのぉ。(あったかくねぇよ)
予報通り、氷点下17度でした。つまり峠の麓の方が5度も低温でした。
とにかく寒いので、歩きました。体を動かさないと死んでしまいそうになります。だからピューポイントの一番端、てっぺんまで歩きました。
ここで10分も過ぎた頃、かなりの寒さに手がかじかんできました。風も強いんです。体感的には氷点下20度とか22度とかそんな感覚です。
そんな中、みんなよく耐えているもんだなぁと思うのでした。
キレイでしょう。屈斜路湖。凍ってますね。まだ太陽は昇ってませんよ。
マスク姿でメガネの人のメガネはちょいちょい凍ります。
本当にもう、これじゃ見えないわけですよ。マスク外したい。でも意外とマスク暖かい。でも凍るから外したい。外すと痛いくらい寒いから付けててもいい。でもまた凍るから外したい。の繰り返し。
あ、雲が光ってきました。
みんな写真撮ってます。隣の人はすごくて、5台くらいのカメラで、カシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャ・・・と連写し続けていました。気合がすげー。
こっちは寒くて寒くて、すぐ帰りたい、と思っていました。でも太陽はゆっくりゆっくり昇るのです。
もう少し陽が上がったところも撮ればいいのですが、寒すぎるので、たまらず帰り道道、歩きながら撮っています。どうでしょこのビューポイントというかビューラインは。300メートルはありそうでしょ。ん、倍くらいあるかな。
道路は密になっています。道路の山側の列は、駐車しているのかもしれません。駐車場がいっぱいでしたので溢れたのかも。
駐車場に戻ってきました。7時9分。しばらく車の中で寒さをしのぎ、落ち着いた頃、帰路につきました。
峠より街の方が寒いのね。意外。
今回とっても寒かったです。症状がないので、風邪にもインフルエンザにもかかってませんが、コロナにかかってないとは断じて言えません。でも大丈夫です。マスクしてたから。(笑)
2021年、丑年。もー、どうなることやら。