• カテゴリー別アーカイブ 愉快・ダジャレ
  • 研究所通信v513 ミソ

    6月1日の斜里町から見た海別岳

    海別岳(うなべつだけ)は、北海道斜里町、羅臼町、標津町にまたがる知床半島の付け根に位置する第四紀火山である。第四紀とは「258万8000年前から現在までにあたる地質時代の一つ」。標高は1419.3m。

    この海別岳の右方向には斜里岳があり、左方向には知床連山が見えます。非常に美しい風景が広がっています。今回はあえてその写真は割愛します。

    で、6月1日、発見してしまったのですよ。山体にくっきりと書かれた文字を。

    「ミソ」ですね。

    おしまい。


  • v206 愉快な北見大発見

    ■愉快な北見大発見

    中華料理店内部
    近所の中華料理屋

    厳寒の北海道北見。1月は氷点下17度の気温に震えつつ、ここ一週間ばかりは氷点下はひとケタと、少し暖かくなりました。(1度2度は暑いくらいで…)

    さて、我が家の近所、歩いて5分程度のところに中華料理屋があります。30年以上前からあるお店で、潰れていないということは人気があるようです。

    ある昼休みに、たまにはラーメンでも食べようと足を運びました。昼の10分前に到着。年季の入ったドアを開け中に入ると、10人ほど座れるカウンターがすでにいっぱいで、奥の丸い回転テーブルに通されました。やっぱり人気があります。外は人気(ひとけ)がないのに。

    丸テーブルの横にはヤマベやアメマスの泳ぐ水槽があり、「絶対に触らないで下さい」と書かれていました。確かに、触ると壊れるかひっくり返りそうな感じでした。水は濁っていましたが、魚的には快適かも知れません。

    今回は2人で行き、チャーハン450円と味噌ラーメン600円を注文。
    「チャーハンは食べ切れなかったら持ち帰っていいからね」と言われました。
    何だかすごいでしょ。

    待っている間、メニューを見たり、店内に置いてあるホラー漫画を読んだりしていました。ふと、目の前にあったのに気づかなかったアクリルスタンドの「お願い」という文章が目に入り、思わず声を出してしまいました。

    「“全部”かよーっ!!」

    お願い
    「全部」はいらないだろー!!

    そう思いませんか。
    面白いけど。

    過去に全部飛ぶほど強く回した人がいたのだろうか。


  • v201 メルティングギフト/愉快な札幌130-ライオン

    ■メルティングギフト

    メルティングギフト
    我が家にギフト

    今年の札幌雪まつりの「国際雪像コンクール部門」には、ひと味違う作品があり、目を引きました。それはオランダチームの「消えてなくなる贈り物」という作品。ちなみに、この国際コンクール部門は、他と違って、雪像の制作過程が見られる、という特徴があります。(しかもいろんな国の屋台があるので楽しい一角であります)

    普通の作品は、約3メートルの立方体の雪の固まりを削って「雪像」を作っていきますが、このオランダの作品は、見たところ、単に雪を小さく四角く切り出しているだけでした。その雪の塊にリボンをかけて、訪れたお客さんにプレゼントをするというものなのです。

    しかもその場所にはリアルで怖いシロクマ(着ぐるみ)がウロウロしていて、そのプレゼントを渡したり、一緒に写真を撮ったりしていました。

    そのギフト、もちろん無料ですから、いただいて参りました。上の写真が持ち帰ったギフトです。

    雪をカット
    雪をカットして
    シロクマ
    リアルなシロクマがプレゼントを持ってお出迎え
    説明書き
    説明が書かれていました
    リボン掛け
    スタッフがリボンをかけています

    「サイズは半分のやつ?」「どれにする?」「プレゼントだよ」と英語で話しながら

    ひょっとしたら切り出していくうちに、何か雪像が出来てくるのかも知れませんが、私としてはこのアイディア(雪のプレゼント)だけで十分に面白いと思いました。

    多分「雪像としての賞」は取れないでしょうが、ここにたくさんの人が集まっていたことからも、イベントとして楽しませてくれたことがすごく良かったなと思ったのでした。「特別賞」狙いなのかも知れないですけどね。とにかく、今までにはなかった発想に感心してしまいました。

    プレゼントが消えてなくなってもハッピーな気分なんて、なんて小洒落(こじゃれ)た作品だろう。やるなオランダ人。
    楽しかったのでついつい書きたくなり、久々の発行となりました。

     

    ■第130回 ライオンアドベンチャー

    そこまでやる・・・。

    ライオンアドベンチャー

    なんだか何かがすごいです。


  • v200 ついに来た/愉快な札幌129-おまっせ

    ■ついに来た

    事件現場
    今日もまた事件が発生、指紋を採取?

    札幌に住んで4年半。この通信も200号を迎えました。

    札幌は年間通して湿気が少なく、空気がさわやか。東京ほどではなくても何でもあり、そこそこ便利です。空間も広く、開放感があって、街の作りも機能的。
    花も小振りで美しい。冬の寒さもまた良いものです。雪がまた美しい。

    食べ物も美味しい。ただ外食の時などは「美味いわぁ」と感動している横から、すべてを台無しにしてしまうタバコの香り・・・。

    ・・・。

    外を歩いている時も、「高く青い空、心地よい風、広い道路、鳥のさえずり、美しい花」、そしてどこからともなく漂うタバコの香り・・・。

    信号待ちでプカプカ、歩きタバコでプカプカ、自転車に乗りながらプカプカ。
    なんでこんなに喫煙率が高いのだろう、と思う日々なのです。

    空気がきれいな分、タバコが美味いってのはあると思うのですが、ぜんそく気味の私にとっては、副流煙はとってもつらい。

    「青い空、さわやかな風」があるにもかかわらず、それを帳消しにしてしまう「犯罪」もまた後を絶ちません。ひったくりやコンビニ強盗は連日起きています。我が住まいを取り囲むように事件は発生しています。

    もちろん自然環境とは関係なく、別の環境が事件を引き起こしているわけですが。

    2年ほど前は連続放火事件があり、うちのすぐ近くでもボヤ騒ぎがありました。次はうちのビルか、なんて本気で思っていました。ひったくりも近くで起きています。コンビニも襲われています。

    それでも他人事みたいな距離感はありました。だって空が青いんだもん。

    ところが先日、テレビに見慣れたビルが映りました。そして玄関が映った時の画像が今回の写真です。
    鑑識が指紋とってます。何があったんでしょうか。

    事件発生
    夕方のトップニュースは、うちのビル。

    あー、刺されちゃったかぁ。

    幸い、命に別状はなかったようですが、事件は我がマンション内で起きていたのでした。

    会社に従業員の家族が給与を前借りしようとしたところ、断られて逆上し、胸を包丁で刺したらしいです。

    同じマンションにいながら、刺された58歳の社長とは面識もなく、全然知らないところはまあまあ都会ってことなんでしょう。

    しかし、ついに来たか、とその時は思ったのでした。
    当事者でなくて良かった、と思うべきなのか・・・。

    そういえば、ちょうど事件とほぼ同時刻に、うちの連れが買い物から帰ってきて、物々しい雰囲気をエレベーターの中から感じ取っていました。

    こりゃ完全に玄関から指紋取られてますな。(笑)

    200回記念は同じビルで起きた殺人未遂事件の話でした。ふさわしくねぇー!!

     

    ■第129回 愉快な札幌大発見:おいしいおまっせ!

    1年前に撮ったので今この看板があるかわかりませんが・・・。

    おいしいおまっせ

    使い方違うくね?


  • v199 悲しい花火大会-2/愉快な札幌128-ユリのホームラン王

    ■悲しい花火大会 その2

    屋上から
    我がマンションの屋上から。この日は満月。

    先週、意気揚々と出かけた花火大会は、すっかり衰えた体力と、蚊の大群と、無風による煙の充満によって、散々な花火鑑賞となってしまいました。(前回参照)

    「自分の住むマンションの屋上から見れば良かった」というマヌケなお話になった反省から、次は屋上で見ようと決めたのでした。そして金曜日がやってきました。
    例年、毎週のように開催される大型の花火大会は金曜日なのです。

    カミさんがまたしても鶏の唐揚げを作り始めました。はなまるマーケットでやっていた「冷えてもおいしい唐揚げのレシピ」が気に入ってしまったのです。今後、あらゆる屋外イベントにはこの鶏の唐揚げが作られることでしょう。

    屋上に出るには管理人から許可をもらって、カギを開けてもらわないといけません。いつもはあっさり開けてくれます。夕方5時頃に管理人のところへ行きました。

    「あのー、屋上で花火大会を見たいんですけど」
    「今日かい? 7時50分くらいから1~2時間だよね」
    「そうですそれです」
    「何かあったらオレ責任取らないといけないんだよな」(しぶしぶ)
    「(あれ? 普段こんなこと言わないのに…)そ、そうですよね。何とかそのー…」
    「じゃあさ、カギ渡しとくからさ、終わったら持ってきて」
    「どうもすいません(ふー、びっくりしたな)、気をつけますから」

    カギを渡してくれたということは、他のマンション住人が許可をもらいにきていないことになり、つまり、広い屋上を独占して花火を見られそうだなと思いました。
    案の定、その勘は的中しました。この日、誰も屋上には来なかったのです。

    7時。カメラと三脚、ビールと日本酒、鶏の唐揚げ、枝豆、椅子、などを持って屋上へ出ました。
    天気は曇りがちながら、満月が見えていました。風もちょっぴり吹いていて、そしてとっても涼しい、最高の環境なのでした。

    まずは満月を、三脚を立てて撮ってみました。

    満月

    最長400mmのレンズで。カメラはPENTAX。写真はまあ失敗ですね。

    花火の前にビールを開けて、ひと口ゴキュッと飲み、鶏の唐揚げと枝豆をつまみます。いやー、盛り上がってまいりました。あとは花火が上がるだけ。

    7時30分。花火大会の事前の合図の音がまだしません。
    7時40分。花火大会の事前の合図の音がまだしません。
    7時45分。花火大会の事前の合図の音がまだしません。
    「おかしいな、中止?」
    7時50分。花火大会が始まりません。
    8時。花火はまだ上がりません。

    「ちょっと、今日、ホントに花火大会なの?」と私。
    「えーと、知らない。だって毎年毎週やってるから」
    「マジ」
    「マジ」
    「中止とかじゃないんじゃないの、そもそも開催してないのでは」
    「そうかも」
    「でも管理人、7時50分くらいからやるやつかって言ってたが」

    どういうことなんだ、あの管理人の発言は。
    「今日かい? 7時50分くらいから1~2時間だよね」

    しかし花火が打ち上がらないのは現実。…そうか、自分たちも管理人も、今日花火大会は無いということを知らず、「あるとすれば8時前頃から始まる」ということだけで動いたのだ。

    調べたら、今年は大型の花火大会は2つだけで、先週が最後だったのです。スポンサーのひとつがすでに去年から夕張開催に変更していました。財政破綻した夕張市を応援する趣旨があるのでしょう。
    花火大会は3年前は4週連続開催だったような気がするのですが、多分この不況のせいで開催を見送ったと思われます。全国的にその傾向がありますので。

    ちゃんと調べもせず、毎年やってたからと、唐揚げを作り、花火があがるのをアホみたいに待っていたのでした。

    「自分の住むマンションの屋上から見れば良かった」
    というマヌケなお話は、
    「屋上に行ったら、花火大会は開催されていなかった」
    というさらなるマヌケなお話となってしまったのでした。

     

    ■第128回 愉快な札幌大発見:ユリのホームラン王

    ユリのナヴォナ

    7月20日(月祝)に、百合が原公園に行った時に見つけました。
    のホームラン王です。