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  • v407 カレーマラソン(序章)

    カレー色に輝くファラオ

    早朝からの雨は上がりつつありました。
    会場には続々と人が集まりだしていました。予報では雨のち曇り。的中です。
    開場の8時半頃、ギリで雨は止み、カレーマラソンは開催されることになりました。よかったよかった。

    まずは会場である広場へ入ります。そして最初にやることは、広場にテントを立てることでした。テントエリアは、ステージからやや遠い位置にそのスペースが確保されていました。テントを立てるチームは、多分、快適にカレーが食えるのですね。雨避け、日除けにもなりますから。

    ステージの前に陣取るチームはブルーシートを敷いて、テーブルやカセットコンロを置いていました。

    マッドAチーム、マッドBチーム、マッドCチーム、そして関連団体チームのDチームも加わり、ランナー16人が勢揃いし、なんとなく25名ほどになっていました。

    次々とテントを立てる。
    会場の広場
    テントだらけ
    ざっと1000人を超える
    マッドチーム。テントを立て終わり、少しまったり。

    こういう大会は大抵「ご挨拶」があります。

    主催・協賛企業の方々が20名ほどずらりと並び、ご挨拶

    雨がすっかり上がりました。これも皆さんの熱気が通じたからです。カレーマラソンは今回で34回を迎えました。会場には1000名を超える人たちが集まっています。どうぞ怪我のないよう、頑張ってくださいね。的な。

    さあいよいよマラソンかっ、と思ったら、ここから「仮装コンテスト大会」が始まるのでした。この仮装大会で優勝するとチームで3万円がもらえ、順に7位まで2万円、1万5000円、1万円、8000円、5000円、3000円がもらえるという、お楽しみがあるのでした。しかも、この仮装大会に参加すると、この格好でマラソンを走らないといけないルールになっています。賞の発表はマラソンの後になります。

    仮装コンテストの一部です。

    重い十字架を背負った人々
    アンパンマン
    なんかフルーツ
    ディズニーのアラジン的なやつ
    テトリス。木枠が重たそうでした。これで走るのかっ。
    スパイダーマンなのに「おにぎりチーム」なんだそうで
    仮装とは縁遠いと思われる審査員は全部で6名。みんながほとんど8点以上を出すので、絶対に僅差になります。(笑)

    203組中26組のチームが仮装コンテストに参加していました。マッド関連4チームは参加してませんでした。仮装して走るのはしんどいとのこと。

    さあ、早く走ろうぜ、と気分も高まってまいりましたが、こういう大会にはもうひとつ、これがあるんですね。

    そう、準備運動。体操ですね。怪我とかされたら大変ですからね。
    そしてこれも欠かせない。

    気合いを入れます。頑張るぞー、おー!!

    さて、やっとここから4つのコースを走ります。
    「いもコース」が一番短く、2kmです。
    「玉ねぎ・にんじんコース」が3km。
    「肉コース」が4km。
    そして一番過酷な「カレールーコース」が5kmです。

    この大会の裏で行われている「マラソングランドチャンピオンシップ」はギスギスしながら42.195kmも走るそうです。(笑)

    スタート時間の10時半が近づいてきます。
    4つのコースに、1チーム4人から1人ずつ出ます。やっとスタートですっ!!

    ランナー登録されていなくても、伴走はできるということで、私はカメラマンとして一番短いコースのランナーを追いかけ、ゴール付近でみんながゴールするところを狙います。

    「たまねぎ・にんじん」の列と、「肉」の列

    続くっ!!


  • v406 マラソン(カレーの方)

    9月15日(日)、朝は結構な雨でした。

    北見市端野町は人口約5,500人。
    9月15日の日曜日。北見市が主催する「たんのカレーライスマラソン」がこの日行われたのであります。今年で34回目ということで、長いこと続いているんだなぁ、と単に思うのでした。

    ジャーン!! このチラシは事後にネットからダウンロード。

    確かに聞いたことは何度かありました。聞くところではマラソンついでに「ジャガイモ」や「たまねぎ」「ニンジン」といった地元の農産物を、農家を訪ねては食材をゲットし、集めてゴールした後に、みんなでカレーを作って食べるっていう、平和の祭典なのだという話。

    順位なんて関係なし。参加することに意義がある。ん、このフレーズは…。

    5000人程度の町で行われるイベントということで、勝手な思い込みで「参加者は20組程度、町内会のお祭りなので、参加賞がゴミ袋と箱ティッシュ。高齢者が多く、走るというよりは散歩」みたいなのを想像していました。

    このカレーライスマラソンに、あのマッドFが言い出しっぺとなって、仕事のマッド仲間を呼び3チーム(1チーム4人)で応募し、全3チームが参加できることになったんだそうな。みんなカレーが好きなんだな、と思いました。(笑)

    いやいや、聞いてみれば、なんと300組ほどの応募があり、数は少ないものの北海道外からも申し込みがあるんだそうで、参加チームは抽選で200組、1000人近い参加者になるということ。関係者を含めると1000人を軽く超えるわけで、端野町の人口の5分の1になるのです。

    そんな住民の20%も来るような大イベント、言ってみれば東京で250万人が集うイベントに匹敵するわけです。私はこの3チームに同行するカメラマンとして呼ばれたのでした。

    カメラマンが遅刻するわけにも行かず、朝8時半集合のところ8時に到着しました。ただ、そんな日の朝がなかなかの雨でしたので、どうなってしまうのか心配でした。

    会場には行列ができ始めていました。雨は小降りになってきていました。

    さてこの日、このカレーライスマラソンの陰で、マラソングランドチャンピオンシップという大仰なネーミングのマラソン大会が行われていたんですね。東京オリンピックのマラソンコースで、男女ともに代表を決めていくレースなんだそうですが、東京で言えば250万人が参加する規模の、端野カレーライスマラソンの陰に霞んでしまいました。(笑)

    オリンピックの精神こそ「参加することに意義がある」じゃなかったっけ。ワイロ、ウソ、盗作、底なしザル予算、カネに群がる魑魅魍魎、ウソ、ブラックボランティア、酷暑、糞尿会場、おろそかになる被災地対応、裏ばっかりのオモテナシ、大丈夫なんでしょうか。

    やはり、レース後にみんなでワイワイと食べるカレーの醍醐味には足下にも及ばない感じですね。

    とか言いつつこの雨。体育館でひっそりとカレー作り大会になってしまうのか、マラソンは開催できるのか。できたのかっ!!

    どうなんだっ!!

    続く。


  • v361 ヨモギの粉化に成功

    ■ヨモギの粉化に成功

    上が葉っぱの粉、下が花の粉

    ついにヨモギの粉化に成功です。随分時間がかかりました。
    微粒子ですので、私はかなり吸い込んでいます。特別体調が良くなったということはありません。(笑)

    以下、読みにくく理解しにくい悪文の羅列です。
    個人的なメモみたいなものです。

    乾燥状態が甘いと粉末製造機の中で葉っぱごと回りうまくいきません。やはりとことんああしてこうして、しつこくアレして、そのアレをああしてアレをこうして、やっと完成するのですが、その時にはコンピュータが粉を吸ってるんじゃないかっていうくらいの微粒子で、ちゃんとそれ専用の場所を作ってやるべきだなぁと思ったのでした。外は寒いし、部屋は狭いし、粉は舞うし、音はうるさいし、猫はストーブの前で寝てるしで、もう大変なんすから。

    葉っぱの部分より花の部分に、がん細胞だけを攻撃する多くのアルテミシニンが含まれているということで、花と葉を分けて粉にしました。

    花の方の粉は花の赤みがある。写真のように明るい色になっています。葉っぱの方はよもぎ餅をどんよりさせた感じになります。色素はまた別物だろうから、どう考えたらいいのか・・・。アルテミシニンって何色?(笑) 純粋にその分子だけ集めることってできるの? 考えてみたらその収まった様子や出で立ちがわからない。
    それにアルテミシニンがどのくらい含まれているのか、検査キットもなく、調べようもない。

    とりあえず香りを嗅いでみました。ハーブの香りですから悪い臭いではなく、凝縮されたような強い香りです。
    葉っぱより花の方がちょっとだけ強い匂いがあるように感じる。葉っぱの方は、枝的な葉脈の部分が入っている分、弱まっているのだろうか。しかし香り成分はまた別物なので関係ないか。わからない。

    葉っぱより花の部分が香りが強く感じるのは、花の部分に2倍のアルテミシニンが入っているという情報が影響して、脳が勝手に強く感じようとしているからかもしれない。

    花の部分も枝から外れにくい花と、ぽろぽろと外れるものとがあり、分けて粉にしてみました。
    枝を含む花を粉にした時にはアレとそれに分離し、香りに強弱の違いがある。ただし、わかりにくすぎるし、数値化もできない。
    これもまた枝にはアルテミシニンが含まれないという情報が、頭の中で勝手に「香りも薄い」と思い込んでしまい、違ったように感じているかもしれない。

    どの部分にしても、アルテミシニンの部分だけを分離できているのならば、2倍入っていようが関係ない。きちんとそれだけ分離できていればいいだけの話。しかしアルテミシニンの容姿がわからないし、すべてが勘でしかない。

    勘については、少しだけ自信があるのは、どう見てもアレした時に、まさかここには有効成分はないだろうというアレが発生します。直感的にコレはゴミであると判断してしまう。それも正しいかどうかはわからない。

    効果については、長期的な視点が必要になります。しかしこれが体の中でどのような挙動をしているか、ということについて、わかるはずもないと思います。(ひょっとしたら、この頃コマーシャルで目につく、この成分がどこそこに効くとか、レモン1億個分とかが超効くとか、今なら9割引でお得とか、もう一個サービスでお得とか、違うのかもしれません、本当に摂取した物質の挙動がわかっているのでしょうか。結構勘と思い込みで言ってたりして。あ、いや、もうね、お偉いさんのお墨付きだから、大丈夫なんでしょう・・・)

    さて、菊芋同様、ヨモギも粉は完成しました。これをどう摂取していくのか、どんな効能があるのか、複雑な人体、何が影響したのかしなかったのか、特にヨモギは証明することが難しく、課題は山積みであります。予算のある研究機関の元情報と、100円均一で作った道具と、勘だけでどこまでやれるでしょうか。

    来年は、今年よりもっともっと楽をして、同じものを作るつもりです。

    アルテミシニンの測定方法をご存知の方はコッソリ教えてください。なんのお礼もできないと思いますが、実験可能ならその数値を持ってお礼とさせて・・・・って、こらこら、お金もないのにできるかいな。

    勘だ勘。


  • v360 菊芋終了、よくできました

    ■菊芋終了、よくできました

    暫定的にラベルを貼ってみた… 11/27

    粉末、内容量25g容器。計ったら内容量29g。
    1日の摂取量は、大さじで1〜2杯だそう。(糖尿病抑制や予防)

    しかし、これを最終形とせず、菊芋スライスを乾燥させた「菊芋チップス」までを作ることとしました。粉末は保存に問題が出るかもしれない。湿気ったりした時のカビなど、なんとなくちょっと怖い。

    12月3日、最後の乾燥が終了。実際の商品と比べて乾燥が足りないと感じ、追加で乾燥した。温度25度、湿度35%程度で30時間追加。パリパリ。

    本当に乾燥させただけのこのチップス。品質的にはかなり高いのではないかと自負しています。なにせ無農薬のほぼほったらかし農法。肥料は一部適当に花の肥料を撒いたものの、ほとんどは肥料なしか自作の腐葉土だけ。いろいろ大変でしたが、言っちゃあ、洗って乾燥させただけです。

    100均の袋は簡単に空気が抜けてしまって、仕方なく本家のジップロックを購入。

    乾燥させたスライス菊芋(菊芋チップス)をジップロックにシリカゲルを入れて密封する。

    チップスを100g計り、ジップロックに投入。ストローで空気を吸引。ガチガチの密封にするのだが・・

    密封といっても、菊芋チップスの形状の関係で、どうしても隙間ができるためか、空気を抜いて閉めても3分もするとゆるゆるになってしまう。まあ、気密性は低くもなく、シリカゲルを入れておけば湿ってしまうことはないであろう。半年は持つんじゃないかな。

    おやつ的な

    小さいものやカケラを紙皿に入れて、机に置いておくと、ついついつまんで食べてしまい、どんどん健康度が増すのでした。親や親戚が軒並み糖尿である自分の糖尿病の予防だけでなく、すごく気になっている中性脂肪値も下げてくれるらしい。ダイエット食としても注目されているようだし、こりゃええわ。

    調べたら、1日の摂取量は10g程度で良いらしい。何事も「過剰」はよくないので、適切な量を食べるのが良い。でも置いておいたらポリポリポリポリといつの間にか50gくらい食べていた。過剰ではないけど、人によっては下痢になるらしい。

    今後、菊芋に関しては、いろいろと調べたことを別ページにまとめる予定です。そして・・・

    「売っちゃおうかなぁ」

    と色気が出ています。
    もちろん、一般のものよりは格安で。今回は、せいぜい2kgほど、100gの袋で16個とカケラが300gくらいありました。徹底した乾燥で水分を抜くので思ったり量が減るのでした。1日10gなら1袋10日、1か月3袋、2か月6袋、3か月9袋半年で18袋・・・、ということは、1人分もない・・・

    「売るほどねぇわ」

    残念です。でも来季に向けて準備します。

    そうそう、これは今季、試したかったのは動物病院でペットに投与した時の効果について、データを取ってもらうためでもありました。全ては来年のために。
    珍しく「希望」のある内容ですね。珍しい。珍しい。

     

    以下、宣伝です。
    いずれ菊芋チップスもそうですが、一応、「売りもん」ページを設けました。このページの右上。ただいま地元のゲージツ家、造形作家さんの作品を展示しています。ゲージツは値段がわからない。実感としては高額に感じても、大量生産ではないので一つ一つにかける時間も違い、あるいは安すぎるとも言えなくもなく・・・。
    鑑賞するだけでも、とりあえず見てやってください。

    今後じわじわと増やしていく予定です。ただ、貧困度が増しているこの国で、売れるんじゃろか。(こらこら)


  • v359 菊芋の粉化に成功

    ■菊芋の粉化に成功

    ついに粉ができました 11/25(日)

    北見という土地は昔(40〜50年前ですかねぇ、遠い目)、湿気がない乾燥したところだったのですよ。それが今では、例えば「ムロ」と呼ばれる地下の倉庫のようなスペースに水が溜まっているほどに湿気が多くなっているのです。

    この度改めて環境の変化に嫌気が差すのでした。
    菊芋をカッラカラのカッチカチに乾燥させるのが難しいほど、雨は多いし、湿気が多くなっているような気がしました。しかも電子レンジで急速に乾燥させる方法はなんとなく嫌でしたので、いや、時間的なことではなく、1秒間に24億回も分子を振動させる不自然さがイヤでしたので、かなりアナログな乾燥マシン1号の開発によって、時間をかけて乾燥させました。

    弱めの電力による温風を20時間ほど当て、扇風機で湿気を排出して、カッチカチにしました。それをミルサーに投入します。

    これですよー。これにホイッと・・・

    入れまして、フタをして、ギャギャギャギャッと回転する刃で砕いて砕いて砕きまくって・・・。

    怪しい粉が誕生しました。霧のように舞った粉が落ち着くのを待って撮影しているので、これなかなかの微粒子です。空気中に舞った粉を吸い込んでいるに違いなく、どんどん健康になってしまうのでした。しかし、逆に周辺にあるコンピュータと関連機器にも粉が舞っていると思われ、非常に危険な状況となっていました。人は健康になり機械は壊れていく。人類に対する何かの暗示でしょうか。(笑)

    菊芋は無味無臭に近いのですが、ちょっとゴボウとかキノコとか、土的な味と香りがあって、完全に無味無臭ではありません。ミネラル臭というのか金属臭というのか、少なくとも「美味い」感じではありませんが、これを例えば味噌汁に入れても味噌汁の味が勝つと思われ、あるいは、カレーに入れてもシチューに入れても味を損なうことはなさそうに思います。
    粉にせず、単に乾燥菊芋に塩を振って食べたら不味くない程度に食えます。とにかくものすごく乾燥させて、除湿剤のシリカゲルを入れて、すぐ密封しないとパリッと食えません。食べ方については追い追い実験してみようと思っています。

    100均でガラスの調味料入れを入手して詰めてみました。

    計ってみたら内容量1本25gでした

    人間のみならず、犬猫の糖尿病の改善になればいいのですが。この後、その話が発展するかどうか。
    そして、ヨモギも早く粉末にして、何かしてみたいと思います。