■北海道独自のスポーツ
パークゴルフ
ある日、飲み屋のマスターに(飲み屋のマスター何人もいていろいろと声をかけられます)「パークゴルフ」に行かないかと言われました。
「パークゴルフ?」
「そうそう、難しくないよ」
「パットパットゴルフですか?」
「いやちょっと違うんだけど、やってみない?」
「ゴルフやったことないですよ」
「大丈夫、大丈夫」
で、行ってきました。結構簡単そうで難しい、ってのはゴルフも一緒なんでしょうねきっと。玉打って穴に入れるだけですけどね。(暴言?)
行った会場は札幌の東、車で1時間とかからない江別市というところにありました。天気も良く、風がサラサラで、広くて、秋の北海道最高です。
年齢層が高く、使用するボールの大きさといい、クラブの短さといい、 一瞬、ゲートボールのような雰囲気がありました。そういえばウチの近所の豊平川の河川敷に、同じような光景を見ていますが、確かにそれはゲートボールではありませんでした。
帰ってきてから、パークゴルフというものをちょっと調べてみたところ、これが何と、北海道独自のスポーツであることが分かりました。
『パークゴルフとは、専用のクラブとボールを用いて行なう、ゴルフ風のスポーツである。1983年、「公園で幅広い年代の人ができるスポーツ」として、北海道幕別町で考案される。現在日本全国に、910個のコースがある(2004年3月現在、国際パークゴルフ協会算出)。 ルールは、ほぼゴルフと同じ。使われる道具は、専用のクラブとボールとティー。ボールはゴルフボールよりも大きく、ティーは地面には刺さずに置いてセッティングできる形をしている。』
このスポーツの発祥の地、幕別町って、正直、聞いたことはあっても、場所は知りませんでした。襟裳の北東、帯広の南、かな。
ボールは5センチくらい。クラブは1メートルも無いくらいでした。短いんです。
『コースは、ゴルフよりも短い。パー数は18ホール66打である。国際パークゴルフ協会の範囲内では1ホールの距離は100mまで(9ホールで500m以内)としており、コース料金もゴルフと比べ安い(500円程度がほとんど、高くても1500円くらい)為、手軽にプレイできるのが特徴である。コースの呼び方も少し違う。18ホールの場合、アウトコース(1~9番ホール)をAコース(A-1~A-9)、インコース(10~18番ホール)をBコース(B-1~B-9)としている。』
確かに、この通りでした。とにかく庶民の娯楽ですね。
こんな感じで、ボールはほとんど地を転がしてホールへ近づけます。この日は7人が集まり、2組に分かれてプレーしました。
私のスコアは90前後と散々でしたが、マスターは次の予定を口にしてましたので、多分、第2回、3回と続くのでしょう。いや、結構面白いんですよ。運動不足でメタボなので、遊びながら健康を維持できればそれに越したことはないと思いました。
飲み屋のマスターが主催する形になるので、私はこのパークゴルフ大会を次回からこう呼ぼうかと思っております。
「マスターズ」と。
■第94回 愉快な札幌大発見:悪い豆はやかん!(焼かん)
自転車に乗っていたら、やかんが目に入りました。喫茶店でした。
「悪い豆はやかん!」と書いてありました。「焼かん」のダジャレですね。うーん微妙。
「一豆入魂」ってのも微妙。
でも頑張れ。