■よりによって
新型インフルエンザが、道内で初めて確認されたのは、11日、札幌でした。
「ああ、ついにやってきたか」と思いました。
ニュースは淡々と伝えていました。
「男性は、札幌市立札幌病院に入院しており…」
「ん、近いか、・・・めちゃ近いわっ!!」
メキシコで4月上旬に感染が始まり、約2か月で我が家から3kmの地点に患者が存在する事態となったのです。
気をつけないとヤバいなー。なんて言ってた翌12日。
世界保健機関(WHO)が警戒レベルを最大のフェーズ6に引き上げたのです。
札幌で患者が出てすぐ、フェーズ6になったわけです。WHOは札幌を見てるんですねぇ。世界は札幌を中心に回り出したわけですよ。・・・。違うか。
ところで、札幌では“YOSAKOIソーラン祭り”が10日から開催されたばかりでした。
よりによって。
そしてこの日曜日はファイナル・コンテストで一番盛り上がる日です。
華麗に踊っておりますが、新型インフルエンザのウイルスが大好きな「若くて元気な人ら」がいっぱいです。今年は 316チーム、3万人を越える踊り子が踊りまくり、そして例年通り200万人近い人出が見込まれているのでした。
あいにくの小雨模様でしたが、ウイルスは湿気に弱いらしいので、かえって良かったのかも知れません。
フェーズ6と言っても、実際には「弱毒」であり、マスクをしている人はほとんどいませんでした。
大通公園をブラブラしていると、ステージで見覚えのある人たちが歌って踊っていてびっくりしました。
いつぞや狸小路で見て、声をかけて写真を撮らせてもらった「ゴミ拾い侍」でした。(v128)
侍が「5人に増殖」していたので微笑ましく思ったのでした。頑張れ、ゴミ拾い侍!! 地球を守れっ。というか、一緒に守ろう。(笑)
さて、よりにもよってこの日は別のイベント「札幌まつり」開催の初日でした。
フェーズ6の中、3日間、北海道神宮や中島公園で500店を越える露店が並び、最終日には「山車と4基の神輿、約1,000人の行列が市内をねり歩く」絶好の感染機となるわけです。(笑)
ついでだから行ってきました。小雨です。肌寒いです。しかしこんな感じで、もう人であふれておりました。
雨なのにすごい混み具合でした。傘も邪魔で。
疲労で免疫力を低下させながら、1kmばかり続く露店をながめ歩き、ヘロヘロになって帰宅しました。
ノドが痛いかも。熱出てるかも。
■第125回 愉快な札幌大発見:危険物安全
近所の消防署の前を何気なく通った時に違和感を覚えたこのネーミング。
危険物は危険ですがな。 (;^△^)
しかも終わってるし。
ていうかこれ、全国キャンペーンみたいだし。日本語が変だし。