■ついに来た
札幌に住んで4年半。この通信も200号を迎えました。
札幌は年間通して湿気が少なく、空気がさわやか。東京ほどではなくても何でもあり、そこそこ便利です。空間も広く、開放感があって、街の作りも機能的。
花も小振りで美しい。冬の寒さもまた良いものです。雪がまた美しい。
食べ物も美味しい。ただ外食の時などは「美味いわぁ」と感動している横から、すべてを台無しにしてしまうタバコの香り・・・。
・・・。
外を歩いている時も、「高く青い空、心地よい風、広い道路、鳥のさえずり、美しい花」、そしてどこからともなく漂うタバコの香り・・・。
信号待ちでプカプカ、歩きタバコでプカプカ、自転車に乗りながらプカプカ。
なんでこんなに喫煙率が高いのだろう、と思う日々なのです。
空気がきれいな分、タバコが美味いってのはあると思うのですが、ぜんそく気味の私にとっては、副流煙はとってもつらい。
「青い空、さわやかな風」があるにもかかわらず、それを帳消しにしてしまう「犯罪」もまた後を絶ちません。ひったくりやコンビニ強盗は連日起きています。我が住まいを取り囲むように事件は発生しています。
もちろん自然環境とは関係なく、別の環境が事件を引き起こしているわけですが。
2年ほど前は連続放火事件があり、うちのすぐ近くでもボヤ騒ぎがありました。次はうちのビルか、なんて本気で思っていました。ひったくりも近くで起きています。コンビニも襲われています。
それでも他人事みたいな距離感はありました。だって空が青いんだもん。
ところが先日、テレビに見慣れたビルが映りました。そして玄関が映った時の画像が今回の写真です。
鑑識が指紋とってます。何があったんでしょうか。
あー、刺されちゃったかぁ。
幸い、命に別状はなかったようですが、事件は我がマンション内で起きていたのでした。
会社に従業員の家族が給与を前借りしようとしたところ、断られて逆上し、胸を包丁で刺したらしいです。
同じマンションにいながら、刺された58歳の社長とは面識もなく、全然知らないところはまあまあ都会ってことなんでしょう。
しかし、ついに来たか、とその時は思ったのでした。
当事者でなくて良かった、と思うべきなのか・・・。
そういえば、ちょうど事件とほぼ同時刻に、うちの連れが買い物から帰ってきて、物々しい雰囲気をエレベーターの中から感じ取っていました。
こりゃ完全に玄関から指紋取られてますな。(笑)
200回記念は同じビルで起きた殺人未遂事件の話でした。ふさわしくねぇー!!
■第129回 愉快な札幌大発見:おいしいおまっせ!
1年前に撮ったので今この看板があるかわかりませんが・・・。
使い方違うくね?