■温泉「ゆぅゆ」
日曜日の朝、温泉に入ってきました。というつまらない話です。
置戸町勝山(おけとちょうかつやま)という秘境にある温泉へ行ってきました。秘境っぽくない名前の「ゆぅゆ」という温泉施設です。(「ぅ」は小文字)
ひょっとしたら秘境じゃないかも知れません。
あの「うまいもーん」のゆうゆとは関係ないです。多分。
(古過ぎて何言ってるか分からない人続出?)←続出するほど読まれてはいない。
「ゆぅゆ」は我が家のある北見から、前回の「つるつる温泉」とほぼ同じ、西へ約40kmの地点にあります。
最初の写真のように、道々、とにかくほとんど何にもありません。
何もないです。雪がちょっと残ってます。
そして朝10時の開店時間を少し過ぎた頃、「ゆうゆ」に到着しました。
施設の前にはなかなかカッコいいこんな鳥のオブジェが。
タカかワシかトンビかハトか、何だろう、と近づくと説明書きがありました。
シロハヤブサだそうです。(その名前パッと出ないよね)
ニューヨークから移住した彫刻家ロベルト・ベッシンさんの作品で、平成だから、まあ割と最近ですね。
道々、何もない中に、唯一「ある」的なこのシロハヤブサの像の陰に、やはり何もない自動販売機がありました。
何もないようでいて、この日、落語会があることが分かりました。
いよいよ「ゆぅゆ」に足を踏み入れます。
野菜や珍味やハンバーグのおみやげの陳列にキョロキョロしながら入って行くと、靴を脱ぐべきところに気づかず、土足で上がり注意されてしまいました。秘境だというのにキョロキョロしてる田舎者になってしまいますた。
券売機で入浴券を買い、450円という料金に喜び、受け付けでニコニコと挨拶をして、着替え室へと進みました。
ロッカーが縦型の細いヤツで、こればかりは何とも風情のない感じでした。置き引きとか心配なのでしょう。今風と言えば今風、安心は安心ですが。
風呂場などはホームページがありますので、参考までにホイッと。
http://www1.ocn.ne.jp/~youyu/
ホームページではよく分からないのですが、ここは源泉100%掛け流しっぽいです。
(それとっても大事なことだと思うのに載ってない)
この日、朝ということもあってか、大浴場にお客さんは2~3人でした。広い空間をほぼ独占です。ゆったりのんびりしてから、サウナに行くとそこには2人いました。すくにゾロ、ゾロ、と人が入ってきて、室内は5人になりました。
「めちゃすいてるのに、なんでこの狭い空間にギュウギュウなんだ」
と、理不尽さを感じて露天の浴槽へ向かいました。そこには3人ほど散在していました。それからほどなく、何人も入ってきて、露天スペースに8人くらいになりました。子ガモがゾロゾロついてくるイメージ。
「わしゃ親ガモかっ!! 室内に人いないやんっ!!」
研究所通信の神様が「ネタ」を降臨させているとしか思えませんね。
ただ、その子ガモはおじいさんなので「子」じゃないですけどね。
露天スペースは、一方の壁を取り払ってあり、広い庭に面していました。そのままトコトコ歩いて外へ行こうと思えば行けるのですが、そんなことをしたらストリーキングみたいになりそうでした。
多分、女湯から見えるし。
風景は、山です。とにかく山。気持ちの良い景色です。空気も最高でした。
ということで、こんな秘境でよく頑張っている「ゆぅゆ」を後にしたのでした。
あ、その前に、ここのおみやげに面白いものがありました。「地元のヤーコンで作った発泡酒」です。399円と高いものの、かなり気になる一品なのでした。
調べたら、置戸町のホームページで販売しているようです。
こちら(クリックで別窓が開きます)のヤーコンドラフト(発泡酒)の文字をクリックすると何か書いてあります。えーと、どひゃーっ、480円もします。裕福な方、ぜひおねげーしますだ。飲んでみて下さい。きっと身体にも良いと思います。(適当)
というのも、「置戸」は、私の出生地なので、応援の意味でちょっと宣伝してみました。
さて、帰り道。何もない道路の道端に、緑色の点々が見えていました。
つまり、何もない、というのは間違いでした。
車を止めてその緑色のものを採取させてもらいました。
この日の夜は、しっかり「ふきのとうの天ぷら」をたらふく食べたのでした。
ほんの少し摘み取ったふきのとうで、たらふくですよ。自然は素晴らしい。
■北見発見伝:みきハウス
ベビー服・子供服メーカーのミキハウスがアパート経営?
やるな、北見。