■びっくりちゃん生還
我が家では、このびっくりしたような目をしている野良猫をびっくりちゃんと呼んでいます。いったい何歳なのか分からないくらい前からこの辺りをウロウロしています。
1年2か月前の「びっくりちゃん」の姿はこうでした。
2011年11月26日。スズメをお土産に持ってきてくれました。(泣)
2012年にびっくりちゃんを撮った写真はほとんどありませんでした。自由過ぎる猫なので撮影機会が少なかったのです。
2012年12月は、12月にしては異常な氷点下20度前後の日が続いていました。
びっくりちゃんがいつものように我が家に入り込んで、ストーブの前でゴロ寝をしていると、我が家の“ちゃめぞう”が「オレと遊ばんかいワレ」としつこくちょっかいをかけていました。
それでびっくりちゃんが外に出たいと言うので、めちゃめちゃ寒くて大雪の夜に外に出してやりました。12月8日頃でした。
その日からびっくりちゃんはバッタリ来なくなってしまっていました。雪でどこかに閉じ込められたりしてないだろうか、除雪車に撥ねられてないだろうかと心配でした。
1か月を過ぎても来ないので、ひょっとしたら近所の家で可愛がられているのかも知れないし、凍死しているかも知れないと思いました。
1月18日、40日ぶりにびっくりちゃんが来ました。ああ、やっぱり別荘で悠々自適の生活を送っていたのか、と思っていたら、その姿がひどいもので、なき声も出せず、さわってみると骨張ってガリガリになっていました。
肉球が、土を掻いたのか汚れまくっていて、体も埃まみれでした。
軒下かどこかに閉じ込められたのかも知れません。40日間食べるものもなく、氷点下20度の世界でじっとしていたと考えられます。
しかしこのびっくりちゃんの生命力にはびっくりです。わずか1日で声が出て、4~5日で体に肉がついて回復してしまいました。強いなー野良は。
しかしまあホントにこの厳しすぎる自然の中で、猫も鳥もよく生きているものだと思うこの頃です。
ということで、ここからはネコ写真をお楽しみください。
おまいらすごいぞ。頑張れ。