■ピッピ
空腹で倒れそうになりながら、フラフラと歩いて、ついに力尽きて倒れ込んだその目の先に笹薮があったとします。せめてたんぽぽだったらその葉っぱを口にしてもいいかも知れない。でもそこにはクマザサしかなく、まるでポリエチレンのような葉っぱと茎に絶望を覚えることでしょう。
そんな時でも最後まであきらめず、笹薮をよーく観察してみて下さい。
何かありますね、ほら。
生えてきたばかりの子どもの笹があります。
子どもは食えます。(表現が危ないけど)
このクマザサの子どもの皮をはぎ取ると、なんとなんと・・・
これをピッピと言うんだそうです。(俗称)
知っている人は少ないと思います。クセがなく、本当にタケノコのような食感で、タケノコより味があるかも知れない。
飢えて死にそうになった時は、この贅沢品とも言えるピッピを是非お試し下さい。
(あまり細いと食べにくいです。茎の太いのが良いのですが、少ないです)
タメになったね。おしまい。
物足りないので、猫ギャラリーです。
物足りないので花ギャラリーです。ていうか寒過ぎて花の写真が少ないですが。