■北見の森林公園で
9月6日の土曜日のことなので、もう3週間も経ってしまいましたが、その時の感動を伝えたいと思います。
まず、北見には3つの森林公園があります。この数年で、3つとも行きましたが、それぞれ全部を回り切れてはいないと思います。どこまでが公園なのか分からないし、熊ちゃんが居ても全然おかしくない環境ばかりですし、夏はやたらと蚊が居て、全然落ち着けなかったりして、逃げ帰るような始末で…。
その日行ったのは南丘森林公園といい、後で調べたところ、40.88ヘクタールありました。1ヘクタールが100メートル四方なので、それが40個分以上の広さがあるようです。1メートル四方に6人を詰め込むと、245万2800人にもなりますね。(笑)
林間歩道が2439メートルだそうです。
山なので平地などはありません。そこそこ年齢を積み重ねた者が、のこのこと行けるような「公園」ではありません。おじいちゃんは行ってはいけません、熊に喉笛を掻き切られますよ。私は後日、ヒザにきて、病院へ行くハメに。(原因は不明)
そんな危険なところに何をしに行ったのか、といえば、そこに公園があるからだ、と言いたいし、それはまんざら間違いでもないのですが、あえて言えば、クルミの実などの山の幸があるかどうかを見たかったからです。
結論から書けば、クルミはありました。そして拾っても良いことになっています。ただ、時期的には少し早かったようで、拾えたのは数粒でした。
人は誰もいません。そして結構怖いです。
何と路上にクモの巣がババーンと張っているところもありました。道歩いていたら人が引っ掛かるって、そりゃ恐怖ですよ。
一応案内板がところどころにあって、展望台を目指しました。
3メートルくらい高床の展望台がありました。階段を上がると、椅子とテーブルのある、くつろげるスペースになっていました。
展望台からの展望がイチジルシク悪いのでした。このわずかな隙間からしか町が展望できません。これは本当に展望台なのかっ、とちょっとイラッときてしまいましたが、まあ、このために木を切ったら自然破壊で本末転倒ですね。難しいなぁ。
そして、林道をひたすら歩きました。健康に良さげなマイナスイオン的なフィトンチッドを大量に浴びながら。
熊、いるでしょうね。これは。
さて、最初に書いた「感動」とは何なのか。このあとすぐ。
CM
すぐ、と言いながら、すぐに始まらないテレビのアレ。
CM
なんか腹立ちますよねテレビのアレ。
真似てもどうということもないし、どうでもいいのですが、試しにやってみました。
さて、
公園の一角に水場がありました。そこにはあまり見たことのない青いでかいトンボが飛んでいました。なかなか止まらないし、飛ぶスピードが速くて写真に撮ることはできませんでした。
「あー、撮れないな、くそっ」
でかいトンボを追っかけていると、小さいトンボが目に入ってきました。良く見ると青くてキレイなイトトンボでした。そして、たくさん飛んでいるのです。
「おー、イトトンボだらけじゃー!!」
イトトンボ自体がキレイな環境でしか生きられないと記憶していましたので、なるほどこれはなかなか見られないすごい風景かも知れない、と思ったのでした。
しかも青い。美しい。
奇跡のハート形。
イトトンボがたくさん飛んでいて、美しくて感動したっ。
そういうお話でした。
おしまい。