■津別峠の雲海

8月16日(日)、午前2時55分!!! 起床。
我が家から60kmほどの津別峠(つべつとうげ)を目指し、めちゃくちゃ早起きしました。ところがズルズルと出発が遅れた上、曲がる道を間違え、4時台には着きたかったのに、日の出にも間に合わなかったのでした。
いいえ、日の出を見たくて津別峠を目指したのではありません。
キツネくんを横目に、現地に着いたのは5時半頃でした。そこにはたくさんの自家用車と、たくさんの人がいました。予想外でした。50人くらいはいました。

ついでの話、トイレが故障していて、近所のトイレは峠を津別側に降りた7km先か27km先、
峠を屈斜路湖側に降りた、どこか10kmほど先にしかありません。
展望台には人が結構いたのですが、これは近くの温泉付き宿泊施設(ランプの宿・森つべつ)からの企画で来ている人たちで、展望台は貸し切りとなり、一般の人は8時まで入れなくなっていました。展望台の上から聞こえる案内の人の話が愉快で、思わず耳ダンボになってしまいました。
(後で分かったのですが、展望台は通常は9時からで、このツアー企画があるおかげで、逆に8時から入れるのだそうです)

天気予報では降水確率0%の曇りでしたが、突然晴れる可能性に賭けていたのでした。それが本当に晴れてきました。

カメラのレンズの限界でこのくらいの写真になりますが、この手前と両サイドにぐわーーーっと広がっています。そしてさらに右横の方に体をぐわーっとねじるくらいの角度にまで目をやると・・・

さらに後ろの方には雄阿寒岳(おあかんだけ)が見え、いつでも噴火OKの「雌阿寒岳(めあかんだけ)」はその右側に、晴れていれば見えます・・・

もう一回、目的の雲海を見る・・・

手前の雲海から頭を出している山は、屈斜路湖の中島で、周辺は湖なのです。参考までに、以前撮った写真があります。曇りの日で知床連山は見えてませんが・・・

順番がアレですけど、雲海の左側はこんな感じです。

もう写真じゃ伝わらないです。やはり現地で見るのが一番です。
そんなわけで、この日、ちょっとどこかへ行っても余裕の時間なので、以前、石北峠の方で見た看板(標識?)の「高原温泉」とやらを探してみることにしました。ここから100km以上。
この津別峠もそうですが、その高原温泉とやらも、冬季通行閉鎖となるであろう場所です。
次回へ続きます。