■北海道の景色―仁頃(にころ)
北見に仁頃(にころ)という畑ばっかりで、とっても不便で、コンビニもスーパーもない町があります。調べてみると3km四方に161人の町。満員電車並みに超ギュウギュウに詰めれば日本の人口が全員入りそうな面積に(知らんけど入るんじゃないか?)、161人ですよ。超エリート層並みの少数が土地を贅沢に使っている、ってなわけです。
人の気配のなさ感がスゴい。そして澄んだ空気。空と雲のいい感じ。
(おおむね褒めているのですが、そうも聞こえないかな)
仁頃は家から約15km、ちょこっと山を越えます。仁頃には湧き水が汲める場所があり、よく早朝に水を汲みに行きます。それで気づいたのですが、早朝はいつも霧がかかっていて、かなり広い範囲に、雲海のようになっているのです。
だから湧き水を汲みに行くたびに、風景を楽しみながら、「グッ」と来たら写真を撮ります。気象条件の違いで、いつも風景は変わります。よく行くので仁頃の写真がたっぷりあって、小出しにしていく予定です。
この後光が射す感じの光を光芒(こうぼう)というらしいです。あるいはチンダル現象という言葉もあるようです。
このチンダル現象はいつどこで見ても美しい。