■どうなる菊芋
菊芋は多年草で、2〜3mの高さになるそうです。栄養的にヤバい土地でも繁殖力が非常に強いらしく、うまくいけば毎年毎年何もしなくてもどんどん増えていく可能性があり、とっても魅力です。しかも糖尿病に効果があり、中性脂肪まで減らしてくれるイヌリンが豊富に含まれているという。
最近私の中性脂肪がケタ違いに大増量して、正常値50〜149のところ、1363という大記録を叩き出しました。ヒューヒュー!! (検査正しいのかな)
血圧と尿酸に続き、薬を追加されることになってしまった私としては、薬を減らす意味でもなんとしてもイヌリンを収穫し食べ続けたいと思うのでした。
4月20日に菊芋の種芋をネットで注文し、ゲットしました。
種芋として購入した菊芋は、写真の上2枚、8か所に植えました。(5/6)
ヨモギの少ない部分を選び、少しのヨモギを引っこ抜きます。次に、ろくに土を盛ることもなくザクザク掘ってホイっとぶっこんで棒を立てました。数日後に心配になって、植えたところに腐葉土もどきを乗せました。数日後にまた「それじゃ芽が出でも陽に当たらないし腐るかも」と心配になり、腐葉土もどきを蹴散らしました。
そしてその2週間後くらいに、菊芋が北見郊外の農家さんの直売所で売っているのを発見し、いくつかゲットして、それも植えることにしました。菊芋の「種芋」が、ジャガイモのように特別な管理のもとで販売されているのか、それとも食用の菊芋をポイッと土にぶっこんでおけばいいものなのか、情報が少なくわかりませんが、後者であることを祈って、植えました。
それが下の2枚、6か所です。そこには腐葉土もどきを周辺に置きました。(6月初旬)
EM菌の培養液を撒き始めたのは5月22日から、週3回くらい撒いています。主に農業機械のロータリーをかけたエリアと、ヨモギ畑の中にぶっ込んだジャガイモと菊芋の部分に撒いていますが、それでもとにかく広い(約100×15m)ので、水の供給が大変で(1回で100リットルが限界)、すごく時間がかかり、全然ラクチンではありません。しかしとにかく撒いて撒いて撒きまくって、土の状態が徐々に「いい感じ」になってくれればいいなという思いで撒いています。いずれ何もしなくてもいい土地に変化することに期待して。
そんなある日、またあの謎の獣医から電話がきました。
「菊芋のイヌリンは乾燥させると5倍に増えるんだそうだよ」
「菊芋のイヌリンは糖尿病に効果があるというのは、非常に期待度が高く興味深い」
「ヨモギのアルテミシニンの癌に効果がある話よりもリアリティがある」
この話を聞いた後に、また販売所に菊芋が置いてあるのを発見。残念なことに「今年はこれが最後です」という貼り紙がありました。3〜4個程度入った(両手で掴めるくらいの量で)100円の袋が4つありました。
「全部買うかっ」(いや今年これで最後だから他のお客さんの分も残さねばな)
「うーん」(しかし、これで最後ってことはこれで最後なわけで…やっぱり全部かな、畑は広いし)
「うーん」(全部ガッサーっと買い占めるのはやっぱり罪悪感があるなぁ)
ということで中途半端に3袋買って1袋残してあげました。(笑)
つまらん話が延々続いて申し訳ないです。
で、その手に入れた食用の菊芋を、半分は食べ(貴重なのに食べるのかよっ)、半分を植えました。
それを9か所追加。(6/16)
ここはロータリーをかけたところ、つまり耕したところの端っこです。
家の物置にあった「たまねぎ用の肥料」と「花の肥料」と「葉野菜の肥料」があったので、処分がてら、ここに撒きました。
滅多なことでは肥料使わない私ですが、中性脂肪を減らしてくれる菊芋にエコひいきです。ただし芋用の肥料ではない、明らかに用途の違う肥料です。まあ、なんか効くでしょう。さらにEM水をかけていきます。
ところが事件発生。
その2日後、赤い矢印の2か所がアリ塚のようになっていました。アリの巣ボコボコ、アリだらけ。右の赤い矢印の方がアリMAX状態で、菊芋の死亡が予想されました。左の赤い矢印の方は、山を崩してみるとアリの卵がどっちゃり出てきました。
「おーまいが、おーまいが」
アリ全滅コンバットは、去年置いた箇所は確かに1匹もいなくなっていました。恐ろしいほどの毒性。便利だけれど、やはり、何となくヤバい気がして、忌避剤として「ワサビとニンニクの入った木酢液」をバシャバシャかけておきました。4日後の6月22日早朝に見たところ、ありがほとんどいなくなっていました。抜群の効果でした。ただ、掘ったらワラワラ出てくる可能性はあります。怖いので見ただけで帰りました。
退屈な話が延々続きます。もう読まなくてもいいですよ。(笑)
ていうか、一旦終わります。(笑)
この後、アリの問題もアリますし、まだ書かなければならないことがあります。
続く。