■地元球団づくし
野球の世界一を決めようというワールド・ペースボール・クラシック(WBC)がまあまあ注目を浴び、日本対韓国の試合(準決勝)が行われている時、北海道のラジオではそれを放送せず、何と北海道日本ハムファイターズのオープン戦がオンエアされておりました。(微笑)
それはさておき。
「よく当たるんですよ、北海道日本ハムファイターズのペアチケット」
と、嬉しそうに話す私なのでした。(自分にインタビューかよっ)
写真のチケット1は開幕戦の内野指定席チケットで、東急ストアのキャンペーン「500円以上の買い物レシートを貼ってハガキで応募」ってやつですが、2通出したらひとつが運良く当たってしまいました。
チケット2は北海道新聞のキャンペーンのFAX応募で当たりました。何と、読者じゃなくても応募できる寛容さ。これは今回初めて応募したのですが、開幕2連戦どちらにでも行ける自由席券が当たりました。
ペア観戦チケットはもう5回もゲットしています。(無料観戦ばかりで申し訳ない…)
とにかくこちらでは、テレビのプロ野球の話題は「地元球団」ということでファイターズ一色。他球団の話はほとんどしません。(本当にすごいですよ)
町のあちこちで選手の写真やポスターが見られますし、みなさん応援しています。お土産屋さんでもキタキツネやマリモと並ぶ北海道名物と化しています。
研究所通信vol.1で書きましたが、去年の夏、サッポロビールの「冷嬢」という発泡酒に貼られているシールを48缶分応募用紙に貼って、2度応募しました。それで「Tシャツ1」と「Tシャツ2」をゲットしました。ファイターズの四番・小笠原選手のイラストが入っています。とにかく48缶飲めば「必ずもらえる」というので、96缶飲んだわけです。げっぷ。
そんなわけでファイターズは地元密着で頑張っています。
ところで、我が家から歩いて10分強のところに、安くておいしい「讃岐うどんやさん」があります。「つるりん」という頭に残る名前なので、冬道を歩いている時などに「つるりん」と滑りそうになるとその都度思い出す店です。ここの店がすごいんです。
この店の“看板娘”は、「島田」の大ファンということで、おお、随分渋いですなー、と思っていました。
『あれぇ? 島田ってもうとっくに引退してたよなぁ』
日ハムの島田と言えば、かつてあの落合選手と8厘差の首位打者争いをした名選手。盗塁も通算351個の俊足。パ・リーグゆえに目立たなかったものの、知る人ぞ知る玄人好みの選手です。そうなのです。私は、かつての巧打者「島田誠選手」を思い浮かべていたのです。ふるっ!!
また一緒にいた妻は、日ハムに入団し横浜に移籍して優勝(1998年・日本一)に大きく貢献した「島田直也投手」を思い浮かべておりました。面食い!?
(どうもマニアックな話ですいません。ついてきてくださいよー)
私は 「渋いですねー」と言いかけやめました。いくらなんでも島田誠の世代ではないと思ったので…。調べてからにしようと…。
危うく恥をかくところでした。別の島田がいたのです。しかも今年からコーチ、去年引退したばかりでした。私はその島田の選手時代の記憶がありません。成績は平凡ながら、勝負強い打者だったようです。(日ハム戦は東京ドームに何度も行ってたのに…)
まあどちらにしても渋いところには変わりはなかったのですが、まぎらわしい話でした。(普通なら小笠原か新庄のファンだろうと思ってしまうミーハーな自分。まさか島田一輝とはピンポイントにも程がある…) (^^;;)
そんなわけで札幌は年中「ファイターズ」の話題に囲まれています。
あれっ、ついて来てますか? 最後までお願いしますよ。
ファイターズは今年優勝し、秋には美酒に浸る計画ですが、それにはWBCの“少し目が悪い審判”の力が必要かも知れません。ウソです。ジョークです。(そんなんじゃ優勝しても酒がマズくなりますからね)