■マシン改良
野菜乾燥マシン1号の乾きが遅いのよ。
効果がよろしくない。もっと早く乾燥できるのではないか。
なんだろなー、・・・あっ、そうかっ!!
水蒸気が抜けないから湿度が高くなり、乾燥しないのだな。
「水蒸気が抜ける排気口をつければ良いのではないか」
「しかし、そうすると暖かい空気も逃げてしまうが。とりあえず試してみるか」
ということで箱の上に排気口をつけました。
人類の英知の結晶とも言える排気口を設置。再稼働っ!!
しかーし!! どうもまだ乾燥が遅いのです。
「おっかしいなぁ・・・、水蒸気が抜けてないんだな。強制排気してみるか」
クリップ扇風機を排気口付近の内部に設置して、外へ向けて扇風機を回しました。
「どうだっ」
なんとなんと、扇風機(排気ファン)をつけることによって、水蒸気が抜けやすくなり、劇的に乾燥が早くなりました。温風は下から常に出ているため、箱の内部は冷えることもありません。大成功であります。
実は10月30日、まだ生乾きの菊芋を、サンプルとしてビニール袋(ジップロック)に入れたままに放置していたら、青カビが発生していました。それを見て、「スライスしたらできる限り早く乾燥させなければ青カビがはえる」と思い、急いだのであります。
さらに、もしカラカラに乾いていても、できるだけ風に当てたり、晴れていたら日に当てるようにしました。
もちろんカッラカラのカッチカチにしてしまえば、そう簡単にはカビないはずですが、滅菌という意味で太陽光(紫外線)にしっかり当てた方が良いような気がしました。それが正しいかどうかはわかりませんが。
こんな感じです。本当に天気が悪くて、晴れていても急に雨になったり、曇りがちでストレス満載です。我が研究所はほとんど日陰ですし。日の当たる場所は30分でずれてしまうため、数か所日が差すところに移動させます。
まあとにかく、試作機・野菜乾燥マシン1号は快調に稼働しています。
11月11日(日)には、一個も腐らせることなく、すべての菊芋をスライスし、乾燥マシンに投入。
早くペットの犬や猫の糖尿病への治療に使用できるように、どうにか年内に最終的な形まで持っていきたいと思っています。
もちろん人間の体にもかなり良いと言われていますので、まずは自分の人体で実験です。
ところで、がんに効果のあるアルテミシニンを含んでいるヨモギの天日干しはどうなったか、しばらく書いてませんが、地味に天日干しは続けています。カッラカラには乾いていないので、この度、この乾燥マシン1号に入れて、乾燥実験を行うこととしました。
本日、11月13日(火)早朝、ようやく第1段をセットしました。
これがまた、とてもやっかいなのです。
続く。