v379 脅威の欲望理論炸裂

ポテチの山

前回の続きです。

欲望理論、それはいかにして欲望を逆利用して、ギャンブルに勝つか、というもので、良い子の皆さんは真似をしてはいけません。危険です。

まずエネルギーが吸い取られます。気をつけましょう。

さて、東京メインレースは、一連の儀式を通じて勝ち馬を確定しました。その後、2着3着を引いてみましたが、その2,3着は理論上、正しいかどうかは不明でした。1着までは逆エネルギーによって当てられるはずですが、その後は多分、当てるだけのパワーを使うということになると、死んでしまうかもしれないんですね。

そして今回、逆パワーを得るためには「かなりの小芝居」を打つ必要性も感じました。

「見てろよ、絶対勝つ馬を引くからな」などというセリフの吐き方。
そして可能なら第三者に随所に「勝てるかもね」という相槌を入れてもらい、
「勝つに決まってるだろ」とか、「無理だよ、勝てる馬は捨てちゃったんだから」とか、言いながら勝つ感、勝てない感を自由にコントロールする必要があるのです。

さて、この欲望理論によって順番に引き当てた結果はこれ。

黒枠の2頭はどうなったのか。

どうなったんだいっ。

どうなんだいっ、黒いの来てるよ、2頭来てるよっ、おいおい。
ここで期待してはいけません。ここはグッと我慢してこう言います。
「勝てるわけねーわ」
「青いのがくるんじゃねぇの」
と。やさぐれた感じで言いましょう。

こんな状況であっても欲を出したら勝てません。
前号の新潟11レースで学習しましたね。
勝ちそうになっている時ほど、もうどうでもいいよ、と投げやりになり、勝つわけがないことを確信していなければいけません。

そうしたら、なんとなんと、黒い帽子が1着と3着。なんてこった、ワイドならよかったのか。ワイド3-4は40倍でした。京都メインで1点的中させた800円のうち、200円を3-4馬連に賭けていたのでした。ワイドで買っていたら、たら、たら、たら・・・。8000円じゃないですかっ、ステーキ食えるじゃないですか。(ステーキて…)

しかもご覧ください。2着は9番でした。4-9-3でした。

これは買い目を書き込んだもの

予想は3-6-4。結果から言えばハズレに見えますね。4-9-3でしたからね。
しかしこの9番はですね、最後に引いた馬(記録した馬)だったので、実はもうなんの期待もないと思い込み、こうしちゃいました。

9番にバツがっ!!

ここに大きなヒントがありますね。本気でバツをつけた馬は来るのよ。無意識的に、本気でこれはない、と思ったやつ。バツつけたやつ。来るんですね。わはは。


しかも、実はこれ1・2着と引いてから、6-12-13-16-5-2-9となっていますが、3着以下は欲が入ったと思い逆転させていたのです。(9番はすっかり最後に引いたものと勘違いしてました。記録する時に順番を変えたのです)

現実には3-4と引き、9-2-5-16-13-12-6と引いたのです。3番目に引いたのは9番だったのですっ。つまり3-4-9と引いていたんです。

どうしてこうしちゃったかなぁ。(遠い目)

3-4-9。これ、3連複なら350倍だったんですね。ついでに1・2・3着をワイドにしていたら、14倍、30倍、40倍と全部的中し、4万円をかるーくオーバーしていたのですね。わはは。

まあ、今回のはひょっとすると「ビギナーズラック理論」もあるのかもしれません。初の試みでしたので。実はこの後、新潟と東京の12レースをやってみたのですが、儀式に使用する色紙も揃わず、小芝居も形骸化してパワーも足りず、要件を満たしていないためか惨敗でした。これはカウントしません。

結論です。
欲を持って引いた紙に勝ち馬はいない率100%でした。
逆パワーは意外にエネルギーを使うため、3レースが限界。可能なら1レースに絞り、欲は捨ててワイドで買う。(ワイドで買うのも欲望丸出しですが、高額配当を狙う方がより欲望が高い)

そして、これに慣れてくると、欲望丸出し演技はともかく、当たるわけがない失望演技が鈍ってきます。なぜなら残った紙に当たりの確率が高いから、「当たるわけがない」と言いつつも、「当たることを確信しながら引く」ことになり、パワーが発揮されなくなる可能性があります。

これを防ぐには、心の切り替え(小芝居)も大事なのですが、ビギナーズラック理論との組み合わせが最強になるだろうと思われます。

常に新しい方法で行えばいいのです。
今回の実験で、ある程度の成果がありました。精度を高めるためには、より欲望が高まり、そして欲望を抑えるための状況作りが必要となりそうです。


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