
もともと馬に興味はなく、日本ダービーについても、何の情報もありません。
馬の配置が決まったようですので、逆欲望理論に基づき、儀式を行いました。

なんだか覚えにくい名前が多いですね。

ちょうどいい箱(袋)がなく、平たいちっちゃい箱を用意しました。そこに折った紙を投入。
フタを立てて、両サイドから手を伸ばして、引きます。
「今から絶対勝つ馬を引きます」(棒読み)
と言ってはサクっと、
「今から絶対勝つ馬を引きます」(棒読み)
と言ってはサクっと。
「今から絶対勝つ馬を引きます」(棒読み)
繰り返し言うとお経のようです。
欲望が自然と込められるこのセリフによって、「欲望丸出しシステム」が稼働し、サクサクと引かれていきました。18枚の半分の9回繰り返しました。

この9枚には自動的に欲望が込められ、欲望にまみれているため当たるはずもないので、ゴミ箱へ捨てます。しかし、理屈では当てるつもりで引いていますので、次の魔法のセリフによって、簡単に捨てることができます。
「なんで捨てちゃうかな」(棒読み)
棒読みではあるが、未練いっぱいに捨てられました。
欲望理論では残った9枚にアタリがあるのですが、それがわかってしまうと「欲望」が湧き出てきますので、アタリを捨てた体裁を作り出したわけです。

さて、9枚が残っています。無欲の状況を自動的に作るこのセリフ。これにより無欲で引いた体裁になります。
「意味ないじゃん」(棒読み)
「意味ないじゃん」(棒読み)
「意味ないじゃん」(棒読み)
「意味ないじゃん」(棒読み)
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そうして引いた9枚はこうなりました。数字は引いた順番です。

エキサイティングな絵づらですね。
それにしてもこれほど欲望をコントロールした必勝法は世界初ではないでしょうか。
紙を開いてみました。ジャーン!!

キレイですね。

なんとなく雰囲気出すために、馬番号と名前を書いてみました。
はい、これが待望の答えになります。
前回披露した決め方で自動的に買い目が決まります。最後に引いた「4番、サトノルークス」が無欲を極めた一頭ということになり、これが軸です。
(ああ、また黒枠だ、不思議すぎるっ)
すべてワイド(3着以内に2頭入っていればアタリ)100円ずつ。
4-12 (サトノルークス・アドマイヤジャスタ)
4-6 (サトノルークス・サートゥルナーリア)
4-8 (サトノルークス・メイショウテンゲン)
4-2 (サトノルークス・ヴィント)
4-18 (サトノルークス・シュヴァルツリーゼ)
微動だにしません。これが答えなのです。
無欲の馬券になります。
これはマッドFによって、忠実に購入されます。
私には元手も購入手段もありません。
マッドFは高笑いすることができるでしょうか。