今年は、薄い緑のバンビーノと、緑と薄い緑のしましまのステラというズッキーニを作ってみました。それと、追加で100均のようなところで緑のズッキーニを買って作りました。
追加したズッキーニはF1種と言って、翌年に出来た種を植えてもちゃんとした実がつかないはずです。そんな意地悪しないでくれよ、と言いたくもなりますが、種を取って庭に植えたら出来ちゃったら、種屋さんが儲からないですもんね。
なんだかなー。
前者の2種類は「固定種」と言って、出来た種を植えてもちゃんと芽が出て実がつく種で、ネットで購入しました。そのズッキーニから種取り用にわざと巨大化させて放ったらかしにしておきました。そうしたら大変なことになってしまいました。
問題はステラの方でした。めちゃくちゃ変色しています。かなり早い段階で60cmになってから、ほぼその大きさのまま熟していきました。1か月以上放置しました。だから実を茎から外すときに実がパキッと割れてしまったのです。写真は割れた面を下にしていますので、その悲惨さは伝わらないと思います。
悲惨というよりは恐怖。
どんだけ悲惨で恐怖かというと、ホイッ
あああああ。
きっとわからないと思いますが、ドロドロに溶けていて、とても癖のある匂いがしました。
鼻は曲がらないけれど、どこかで嗅いだことのある匂い。それは・・・
ギンナンのようでした。ギンナンを少し腐らせたような。
ああ、臭い。たまらん。これは嫌だ。つらい。
見た目がまた見ての通りグログロで、ここから種を取り出すのは苦痛でした。手で取るのはちょっと嫌すぎて、割り箸でひとつひとつつまみ出していきました。あまりにも嫌でパニクっていたので、写真を撮り忘れました。数にして130個。欠けていたりしてダメっぽいのを除くと80個ほど取れました。
その種をビニール袋に入れて車で運んだのですが、車の中が「くささみ」でやられてしまうので、寒いのに窓全開、途中で公園の水道で洗うことにしました。
何度か水を投入して、ビニール袋をモミモミして、付着していた果肉を落としました。それでもなんとなく臭い。「くささみ」は両手にも付いていて、時々顔に近づけては
「くさっ」
「くさっ」
を繰り返していました。種取りの時期はもう3週間は早くても良かった。その種は後でよく見てみるとボロボロでした。
もうひとつのバンビーノですが、表面はしっかりと固く、中がどうなっているのかわかりませんでした。それは家に持ち帰り、すぐに割るのに躊躇してしまい、2日後の10月16日(水)の朝に割りました。とても固くて、ノミのようなものとカナヅチを使って割りました。
地獄が現れた。
中はやっぱり腐っていましたが、ステラほどではなく、あまり匂いもしませんでした。ただグロいので、こいつは洗おう。
そして種はやはり割り箸でつまみ出しました。
臭くもないし、元気そうな種でした。目見当で350個ほどあります。全部植えたら大変なことになります。きっと採りきれなくて巨大化し、毎日ズッキーニだけを食べ続けないといけません。近所に配っても送っても限界があります。困りました。
ズッキーニの種を取るタイミングを間違えると大変なことになりますよ、という話でした。
10月14日(月)に現地でバンビーノ地獄を味わった日、菊芋の花は咲いていて、少しだけ傾いていました。この後花が散って、倒れたら収穫時です。
それから試しにニンジンを3本抜きました。
しょぼい。そして葉っぱは鹿に食われている。ニンジンヤバい。
それからこの日はヤーコンに異変がありました。
続く。