菊芋チップスは、いろいろと味を良くするための模索とともに、徐々に進めています。
11月17日(日)、長芋祭りで価格に踊らされ、つるつる温泉で強風に吹かれ、帰宅して夜中に菊芋のスライスを開始しました。
菊芋は一度水洗いすると長持ちしないので、少しずつ準備します。そして、この日は疲れが取れていないし、十分に注意してスライスをしていたのです。しかし恐怖の大王がやってきたのです。
もうわかりましたか。スライスで恐怖だからわかりますよね。
このV字タイプのスライサーは、単に斜めのものより最後まで切れてくれます。斜めのものは最後の切り終わりのところが切り切れずに、塊が残った感じになることが多かったのです。
使いやすいスライサー。とっても良く切れるスライサー。
指は切っちゃダメよ。気をつけろよ。絶対切るなよ。と思っていた時、しかも菊芋も3センチくらい残っていて、指を切るような段階でもありませんでした。
シュッ シュッ シュッ ザクッ
うう・・・
『あ、完璧にやった』
『やべ、深いかも』
すぐに血は出ませんでしたが、サックリ親指の下から上に。あー書いていてもキモい。
あとはご想像にお任せします。
なお菊芋スライスにマイブラッドは入っておりません。
あーあ、しかし、指サックリか。
なんだかすごくテンションが下がって、ガッカリ感に満ち溢れてしまいました。
指サックリ、指サックリ、指サック、指サック・・・ん、そうかっ、それだっ!!
サックリやった翌日、金属の指サックはないかな。とネットで調べましたがありませんでした。
作るか。
作った。
針金で作ったよ。まだ痛い親指を使って作ったよ。
いいじゃんいいじゃん。
そして懲りもせず翌日、洗ってあった菊芋を早くスライスしたかったのでスライスしました。
シュッ シュッ シュッ ん シュッ シュッ
針金指サックは機能する。しかし、実際にガードに当たることはありません。気をつけているから。しかも昨日の今日で、すごい慎重にやっているので、指サック必要ないかも、みたいな。
結論。使えるが不安。
多分親指と人差し指はガードできます。ところが、中指も関係してくるんです。もしかしたら中指を切る可能性もなくはない。じゃあ中指にも針金指サックしてみようかな、と思いましたが、3本指にこの指サックはやりづらい。
まあ懲りもせず、スライスは続けてますが、一定の恐怖感が抜けず、スライスする量がどうしても減ってしまう。
絶対に指は切らない作りの電動のスライサーが一番いいと思いました。買うかな、高いなぁ、でも安心は安心だし、買うかなぁ、高いなぁ、割にあわねぇなー、と悩んでいます。
親指は処置が適切だったので、3日後の本日この書いている時間には、完全にくっついているし、痛みもほとんどないくらいです。馬油が効いたような気がします。
スライス菊芋は、一旦乾燥システムで乾燥。18日はたまたま晴れ間が出たので午前中はこんな感じで天日干し。
30分でここ↑の日向は無くなります。
場所移動。
午後はここでたくさん吊るせるように、随分前からセッティクングはしていました。しかし、風は吹くし、地面の雪が水蒸気になったら乾燥しないし、そもそも0度くらいの低温だから菊芋の水分は飛ぶのかどうか。
しかも日の当たる時間は2時間と持たず、日陰となります。
日陰の人生。
それでも一度でも天日に当てれば紫外線とか何か効果があるだろう。あとは50時間、60時間の乾燥システムでいけるかな。
いや、70時間80時間かけないとダメかも。なんとなく乾燥機の熱が弱い・・・。
大丈夫だろうか。
去年はずっと雨だらけ、今年は曇りと強風、天気が厳しい。
かつて北見の日照率は日本一と言われていた。すっかり気候が変わってしまった。
頑張ってみるんだにゃ、と「まろぷー」は複合機の上に乗りながら言っていました。