■ファイターズの力
以前も少し書きましたが、北海道日本ハムファイターズは、こちらでは地元の球団として実にスムーズにみんなが応援しています。協賛している会社や団体も半端なものではありませんから、いつも身近で、応援しようという気持に自然となっていきます。
スポーツニュースではとにかくファイターズ。他球団の情報はほとんどありません。ほとんどというか、まったくやらない日もあります。驚くべきことです。
ほとんどのイベントでファイターズグッズを発見できます。売り物を買わなくても、我が家には北海道新聞がくれたファイターズのメモ帳が机にあることから、おそらくほとんどの家庭になにがしかのファイターズグッズがあると思われます。
札幌って、何だかダジャレの国でして、時計大臣(時計台グッズ)、テレビ父さん(テレビ塔グッズ)、なえボックル、ツドーム、ひつじがおかあちゃん(羊ヶ丘グッズ)、けがにいちゃん(毛ガニ)、まりもっこり、じゃがいもっこりなど、本当にそれでいいのかと言いたくなるようなものに囲まれている中で、真面目にファイターズグッズがあるわけです。(ひょっとすると将来、この札幌級のダジャレに染まる可能性は否定できない)
街には選手が時々出没します。新庄選手がある人気のお菓子(近頃はスイーツと言うらしい)を買いに某ケーキ屋さんに閉店間際に現れたそうですが、売り切れだったというほのぼのした話もあります。私はジンギスカン屋で、ヒルマン監督を横目に食事しましたし、いろんな店で選手のサイン色紙を見ることができます。ファイターズが勝つと割引になる店も多々あります。
さてそのファイターズが、間違えたら“優勝”しそうな勢いです。パ・リーグは3チームの大混戦で、ファイターズは現在首位西武ライオンズからゲーム差なし、1厘差の2位です。残り2試合、勝っても負けてもとても楽しむことができています。日本ハムファイターズが優勝すれば25年ぶりということなので、優勝したらジンギスカンを食べて祝うことにします。(またかっ)
先々週、長距離バスに乗った時に、画期的な事件がありました。いつもバスや電車や公共施設などではどういうわけか「日本テレビ系列」にチャンネルが合わされていて、バスもほとんど強制的に日テレを見せられてしまいます。ところがその日は他チャンネルでファイターズの試合が放送されていました。ある乗客がチャンネルを変えて欲しいと言ったところ、その要望が通り、久々に日テレ以外の番組がバスに流れたのです。これは画期的なことです。
さらに、その試合でファイターズが得点するとあちこちから小さい拍手と小さいガッツポーズがわき起こっていました。みんな応援しているんです。
こんな感じですよ。ファイターズの力、恐るべし。
ついでに、今日はプロ野球の高校生ドラフトがあります。苫小牧の選手も注目です。できたら北海道のファイターズでやってほしい…。
■その後の猫看護報告
ついに左目も抜糸しましたっ。体重は1キロを越えました。カラーも外し、現在、わが研究所内を自由に歩き回っています。ちゃんと目も見えます。エサもカリカリを食べるようになり、水も場所を確認できるようになったため自分で飲めます。トイレもトイレでします。こうなったらもう飼い主さんに返せる日がすぐにやってくると思われます。
しかし、まだひとつふたつハードルがありまして、目薬が今4種類に増え、6時間おきに点眼する必要があります。会社勤めの飼い主さんにはまだそれができません。ただ、来週になると可能になるということで来週の土曜日に戻すことになりました。なぜならその人、9月いっぱいで会社を辞めるからです。
何と会社移転のため、沖縄か東京での勤務が必須条件となってしまったのだそうで。共働きの妻のこともあるし、ネコのこともあるし(5匹)、暑さもあるしで断念したとのことでした。札幌は景気がいいとは言えず、飼い主さんにとって過酷な日が続きます。