10月31日(日)。チカ釣りに網走港へ行きました。正直、釣りは嫌いで苦手です。この5年間くらい、お付き合いで行った川釣りでは、釣果ゼロです。ヤマベ、アメマス、ニジマスっていうやつですね。ゼロです。釣れると胸が痛みます。(笑)
まあ、写真を撮りに行くようなものです。魚を獲るのではなく撮る。いつも撮れ高はあります。
みなさんそこそこ釣れているようでした。チカは冬の間ずっと氷の下でお過ごしになられ、釣り人は氷に穴を開けて釣っていたりします。今はまだ雪もほとんど降ってないですから、直接釣れます。
ひとつの竿に、6つも付いている針に、「さし」という生きている元気なウジ虫的な虫を針に刺します。6つの命を犠牲にします。そして「撒き餌」は、小さいエビの死んだやつ800gだったかな、800円だったかな、なんかそれくらいの量と値段のものを、スプーンですくって「ぴょっ」と海に投げ入れ、竿を下ろし、釣りは開始されます。
海を覗くとかなり小さい魚がわんさか泳いでいます。ワカサギもいるようです。それにしても小さいなぁと思っていたら、あっという間に2匹釣れました。
どうですかっ!! かわいそうに。(違うか)
いやいや、これね、大きさ的にはこのくらい。
もちろんキャッチアンドリリース。(笑)
ちゃんと海に戻っても生きてました。
これとほぼ同じ大きさのカジカのようなやつもやたらと食いついてきましたが、どいつもこいつもチカじゃないんです。チカは15〜20cmくらいかな、銀色にピカピカ光ったやつなんです。
この連中がほぼ入れ食いで、リリースリリースリリースリリースと10回くらいやって、まるでコントのようでした。
1時間くらい全然ダメで、もうだめかっ、と思っていたら強い手応えがっ!!
釣れたーー!! かわいそうに。(違うか)
しかもバタバタが半端ない。生命力凄すぎる。電池で動く魚とはワケが違う。
でもこれ、何?
チカじゃないぞ。この模様記憶にあるなぁ。
サバ?
サバってこんな港の中のヘリで釣れるの?
それからこのサバの魚影が大量に見え始め、撒き餌だけを上手に瞬時に食い尽くし、竿の餌には食いつかないという凄さ。私は細かい魚を避けながら、どっさり寄ってきたサバの群れ近くに針を落として、偶然引っかかるような形にすると次々に釣れ始めました。なんか間違えて食うやつがいるのかな。4匹程度だけど。
3匹ほど釣れた時に、こんなに食えないからとリリース。(笑)
一緒に来た人も釣れてましたので、自分のはリリース。
元気なうちに戻してあげました。
なんだかんだ2時間くらいで、目的のチカはゼロ。サバが17(そのうちリリース5)、ワカサギが4でした。おそらく上手な人は針の大きさや餌のチョイスで、あっという間に40〜50匹は釣るような気がしました。釣りで数100匹釣るのは当たり前みたいに言われてますから。アミですくっている人も多く、あれは釣りではないと思うのでした。
アミですくう人はリリースしないんだろうな。売るのかな。
魚影がすごかったので、なんぼでも釣れるような気がしました。
なんぼでも釣れる。(北海道弁?)
釣れなくてもいいというか、釣れないでくれ、という気持ちでいるので、私にはこれはヤバいくらいの大量なのでした。
あ、私はサバ4(リリース3)、ワカサギ1が釣果でした。
帰宅し、1匹のワカサギを猫にあげると、頭の部分だけ生で食べ、あとは残しました。