研究所通信v482 菊芋収穫

11月17日(水)の朝、ついに雪が降ったのです。すぐ消えましたが。

まだ雪が降っていない11月14日(日)に菊芋の収穫に行きました。

なんかずっと天気が悪いんですよね。晴れたと思ったらすぐパラパラ降ってくるし。出かけるのが億劫で、今年は運動不足になりがちでした。コロナもあるし、ひきこもり。でもそろそろ動かないと、すぐ地面も凍ってしまうし、この短期間に菊芋はきちんと処理しないといけません。ということで14日に朝から収穫したのです。

畑の北西。あまり成長していない菊芋の列。

前日も雨がぱらつき、湿気はあります。菊芋は立ち枯れて茶色くなっています。とりあえず、今年改めて植えたこの成長の遅かった菊芋の列を、手前から掘っていきます。

ぐっ(スコップを菊芋のそばに刺す)、回るように、ぐっ、ぐっ、ガツッ(茎を掴む)、めりめりめりめり(茎を引っ張る)、ぐいぐい(スコップをテコの原理で起こす)、めりめり、ぐいぐい、めりめり、どーーん。(引き抜いた)

おやおや、小振りながらもまあまあじゃないですか。お次。

いいね。次、奥から掘ろう。

奥の方はさらに土に栄養がないのか、ポヨポヨです。
やっぱり小振り。
こんなに小さい茎でも掘ってみる。
小さいなー。

地味だなー。

そうして1列やっつけました。一方、ナオヒロくんは、比較的元気な菊芋を掘っていました。

プロの味を醸し出しています

ひとまわり大きいです。
これは負けてはいられないぞ、と、私も元気なやつを狙って掘りました。

このへんかな。
おおー
わっさわっさ
これ1本というか、数本集まったひとかたまりの菊芋。結構ある。

まあまあかな。よし、次は「菊芋の森」を調べてみよう。

菊芋の森に入っていきます。
ナオヒロくんが入っていき、このへんどうですか、と。

よーし、じゃあ、この辺は茎が細いから、数本束ねたら手で引っこ抜けるぞ、と、スコップは使わないで力づくで引き抜きました。
引き抜いていくと、時々大きめの菊芋があります。細かいものが多いのですが、それはもうポイッチョとぶん投げます。

引き抜いた茎を重ねるようにして、奥へと進む。

ただ、しかし、このやり方は普段使わない筋肉を使うようで、この後5日経ってもよくわからない全身の筋肉痛で苦しみました。で、はい、2時間程度でこのくらい採れました。

ここからが大変なんす。

写真を撮った時は晴れていましたが、このあと曇ります。

このように天日干しして、菊芋についた泥や土を乾かして(数度間ほったらかし)、ひとつひとつ、ブラシでシャッシャッシャッと、土を落としていきます。これが1時間経ち2時間経ち3時間経っても終わらないんですね。

結局半分くらい落としたところで暗く寒くなってきたので、全部は諦めて車に積んで帰りました。

その後も、雨がパラパラと降ったり雪が降ったり、作業は遅れ、これを書いている19日現在、約20kgは処理しましたが、残り半分はまだ土がついている状態です。


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