v071 贅沢な石山緑地公園/札幌ダジャレ6:テレビ塔

■贅沢な石山緑地公園

石山緑地公園
「札幌軟石」石切り場跡地を利用した「石山緑地公園」

幹線道路沿いにありながら、こんなにスゴい風景の「石山緑地公園」なのに、まあ、人がいないです。しょっぱなから余談になりますが、先週、ひょんなことから「円山公園」でちょっとした散策を楽しむハメになりました。視界には15人ほどの市民がおりました。それを見た時、自分でも意外な言葉が口をついて出ました。

「うわっ、いっぱい人がいる」

…わけないじゃないですか。耳を疑いましたよ。自分で。広ーい公園で視界に10人程度ですよ。「いっぱい」はいません。これはやはり、札幌や北海道のさまざまな場所で、人口密度が低すぎるために感じたことなんだろうと思われます。というよりは東京の人口密度が異常なんでしょうけども。

実はここ1か月に2回、この石山緑地公園へ行ったのですが、1回目は4人かそこら、2回目はまあ30人くらいはいたと思いましたが、12ヘクタールでですから、風呂の中に目薬を垂らしたような比率でしか人間がいないんです。

何だか札幌へ来てからはどこへ行ってもスカスカして心もとない感じがありました。それが日を追うごとに薄れてきて、1年半を過ぎたこの頃では、このスカスカ感が心地よくなってまいりました。

石山緑地公園は素晴らしい公園だと思うんです。この公園を独り占めに近い状況で散策できるわけです。居るだけで心地よいわけです。これぞ贅沢の極み。

公園までの交通費、自転車だからゼロ円。入場料、ゼロ円。公園で飲んだ水、ゼロ円。12ヘクタールを独り占め、プライスレス。って1円もかかってねぇーっ。

そんなわけで、あとは画像でお楽しみください。
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■札幌のダジャレ的世界の発見 第6回・テレビ父さん

テレビ父さん

大通公園の東の端にある「テレビ塔」は、皆さんご存知のことと思います。今年でちょうど50年を迎え、この夏から秋にかけて電光表示の時計をリニューアルするなど話題になっていました。

それはともかく、テレビ塔は札幌のシンボルのような存在でもありますが、そんな有名どころに、そんな観光スポットに、「テレビ父さん」などというゆるいダジャレキャラクターを当ててしまっていたとは、私は思ってもいませんでした。

「本当にいいのだろうか」

と思いました。嫌いではないものの、そんなA級のものにB級の呼び名付けちゃっていいのかと。かわいい女の子に「熊五郎」って名前付けていいのか、と。フィギュアスケートの荒川静香を「亀井さん」ってあだ名にしていいのかってことですよ。将棋の羽生善治棋士を「ハーブ善治」なんていう棋士名にしてもいいんですかってことなんですよ。ねえ。


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