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この庭には2羽ニワトリ・・・いや、カラスがよく来ます。スズメもハトもシジュウカラもヒヨドリもワケのわからない鳥もエゾリスもキツネも、まれにアカゲラも来ます。
この庭には2羽ニワ、あっ、
この庭には2羽・・・(条件反射なんでしょうね)
この庭にはあまり陽が差しません。昔は見晴らしもよく、陽が当たって開放感があったのですが、隣にほら、暗黙のルール(大抵、日陰にならないように互い違いに建築するものらしいです)を破って、15年くらい前なのかな、よりによって3階の家が建っちゃったもんで、我が家は日陰の暮らしとなっていましたとさ。
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10年以上前からこの山ぶどうの実生がありました。伸びてきては家主に切られ、伸びては切られ、バサバサ切られ続けていました。と言うのもこのあたりにはクロッカスが咲き乱れ、ワケのわからない花もいろいろ咲いて、山ぶどうなんてものは邪魔者だったからです。ところが隣に壁ができて、花は咲いてもいつも日陰で、なんだか台無しでした。
そんな中、山ぶどうが差別待遇を受けていることが可哀想な気がして、8年くらい前、山ぶどうを伸ばしてみようと思い、支柱を組んで誘引した結果、この隙間の手前と奥にどんどん伸びてこうなりました。
きちんと剪定できればひょっとしたらぶどうの実はもっと大きくなるのかもしれませんが、なんだか無理に剪定しない方が自然でもあるし、山の中では剪定などされていないのだから、これでいいのだ、と思います。
それにしても生命力半端なす。
この通路にもワサワサ伸びてきます。郵便配達の人もここを通るので、通路に伸ばされたその触手は毎年チョキチョキ切ってしまうか、通路に沿って重ねて誘引していました。この誘引が限界に達してきたのもありますが、今年は屋根に上げてみようと思いました。屋根を覆ってくれたら夏場は涼しくなるかもしれないし。
今年の夏は局所的に40度を超える灼熱地獄で、特に屋根はアツアツで、ジンギスカンもできると思いました。そんな時に誘引したこともあり、当初は葉っぱが焦げて、死にそうになっていました。でもその後気温がじわじわ下がり、しばらくすると伸び始めてきました。
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去年はこの山ぶどうで「100%山ぶどうジュース」と「ジャム」を作りました。ジュースは足が早いので(足はないやろ)一週間以内に飲み干しました。ジャムは保存食ですので、1年は持ちます。「煮詰める作業」はひどく暑く、汗ダラダラになりながら5瓶作り、今までに3瓶は食べました。美味しいというか、甘いです。グラニュー糖どっさりですから。どっさり入れないと保存食にならないので仕方ないです。(それでも砂糖的なものはレシピの6割程度で抑えました)
甘いけどぶどうの酸味があってまあまあ美味いと思います。
え、ワイン?
んなもん作ったら、網走刑務所にぶち込まれるじゃないですか。
奴隷労働で殺されまんがな。
ガタガタ、ブルブル・・・
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おしまい。
ていうかひとつ蛇足で。
山ぶどうが実を付けているということは、メスの株なんですね。(オスが急にメスになることもあるらしいですが)
実は事務所のプレハブの入り口の反対側にさくらんぼの大木があり、その根本に自然に生えたのか、山ぶどうが生えています。かなり前からあり、伸びるたびにザクザクと切られまくっていました。この株には実を付けないのでオスの株と思いますが、おそらくこのオスとメスがバランスよく身近にいることで、実がわっさわっさと付いているのかもしれません。
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こちらの山ぶどうも暴れん坊になりかけています。隣の敷地へ侵略しそうになるので大変です。