いやぁ、畑の現地で撮った写真、見た感じでは、随分減ったように見えた「ニンジンの種」でしたが・・・これね・・・
これですが、ビニールのジップロックに入れてみたら・・・
このくらいあって、ちょちょっと目で数えてみると、1000粒はありそうなんですが、これをひとつひとつピンセットでつまむようにして植えていくには、50メートルの畝に20センチ間隔で250粒だから、それが4本、うーん、これ、1000粒で済むかな、2000粒くらいありそうにも見えますね。
少々悪い汗をかいているところです。
でもそれをしないで、いわゆる「スジ蒔き」をすると、どうしてもタネが接近するため、間引きをせざるを得なくなり、それがもったいなくて、昨年は必死に畝を増設して「移植」したわけです。結果、移植組のほぼ全てがグロテスクにグローしたグログロニンジンになってしまったわけです。
まあ、そのおかげで、げーじつ家の「ちょくだい氏」による「枯れニンジン」という名作が生まれたわけですが、この、これ。
手作りですので、2つと同じものはできませんが、税・僧侶込みで、え、僧侶じゃない、送料込で5000円で販売もしますので、ひとつ、欲しい方はメールでお問い合わせください。(メール)
電気ガス水道電話料金に苦しむ、ナオヒロくんへのカンパ(応援)となります。
話が逸れましたが、去年、そのような大失敗によって、体力と時間が奪われてしまいました。今年は同じ轍を踏まないために、「間引き不要」「雑草取り不要」を目指し、1粒ずつ丁寧に「タネ置き」し「幅の細いマルチ」をすると決めたのです。
前の号でも書きましたが、70メートルくらいの畝を作り、タネを1粒ずつ植えたのですが(この1粒を掴むだけでも時間がかかってしまう)、まだ1000粒はある。畝を増設しないとなりません。
畝ができたら、マルチを切ってタネ置いて土をかける。1粒に15秒(無理だな)として、1分で4粒。1000粒植えるにはえーと、250分。4時間10分。倍あったら8時間。タネ植えるだけで丸1日か。太陽が出るだけでここの畑は下界より10度高くなり、2時間で死ぬ気温になりますから、早くやらねばやばい。しかも、ずっと腰を屈めるので、膝と腰に来る。涼しくても死ぬ。
てことで、体のためには4日くらいかけよう。
いつも想定外だ。
しかしアレですね。このすっごく小さいタネ1個から、あのまずまずでかい1本のニンジンになるっていうのは、驚異ですね。タネを見てると不思議に思います。
6月6日(木)早朝から2時間かけて畝を作っていきました。ところがすでに草が生えていて、こんな感じ。
草を引っかきながら、その草を緑肥として、畝作りを進めました。
結局50メートルほど作ったところで時間切れ。今年は「春の地獄のニンジンタイム」が襲ってきているのでした。
先日40度まで上がった気温は、この日の朝は11度。気温が高いと熱中症で倒れてしまいそうなので、逆に寒くてありがたい。
4日ぶりに来た畑ですが、ナオヒロくんがあちこちの伸びて来た草を刈ってくれていました。
これもなかなか大変な作業で、本当によく頑張っています。
この草刈りには、ブヨの発生を抑える目的もあります。