■シソジュースを作る
うちの庭園はシソだらけです。種を撒いてもいないところにどんどん生えてきて、放っておいたら森のようになってしまいました。でも都合の良いことに、いろんな虫たちがシソの葉を食べてくれるので、作物の被害が少なくて済みます。
実は、青シソと赤シソの種をちゃんと撒いているのですが、それはなぜか生えてきません。スゴいですよね。撒いてもいないところの野良シソばかりが、ワッサワッサと森みたいになっているのですから。
シソだらけのこの写真、手前がズッキーニでマリーゴールドのオレンジの花のところにナスがあって、右にはネギとアスパラ・・・えーい面倒くさいし退屈なので説明無しということでひとつ。
さて、作物への被害が少ないとは言え、シソだらけになっては作物が日陰になってしまいます。間引く意味で、シソを大量に使う「ジュース」を作ってみようと思い立ちました。
さっそく葉っぱを摘み、摘んだシソは引っこ抜いていきました。
ブチッ(葉っぱをちぎる)、ファサッ(裏返して箱に入れる)、ギロッ(虫が付いてないか見る)。
ブチッ、ファサッ、ギロッ
ブチッ、ファサッ、ギロッ
ブチッ、ファサッ、ギロッ
ブチッ、ファサッ、ギロッ
ブチッ、ファサッ、ギロッ
ブチブチブチブチッ、ポイッ、ドサッ(根っこから抜いて投げ捨てる)
ブチッ、ファサッ、ギロッ
ブチッ、ファサッ、ギロッ
ブチッ、ファサッ、ギロッ
ブチッ、ファサッ、ギロッ
ブチッ、ファサッ、ギロッ
ブチブチブチブチッ、ポイッ、ドサッ
ブチッ、ファサッ、ギロッ
ブチッ、ファサッ、ギロッ
ブチッ、ファサッ、ギロッ
ブチッ、ファサッ、ギロッ
ブチッ、ファサッ、ギロッ
ブチブチブチブチッ、ポイッ、ドサッ
虫をチェックしながら(ほとんどいなかった)、2時間以上かけて600gをゲット。腰が痛くなって中断です。畑の作業ってのはどれもこれも腰にきてしんどいです。
いよいよジュース作りの開始です。シソの葉を洗います。これも腰にきます。
鍋に4リットルの水を入れました。そこにシソの葉600グラムを豆乳。いや投入。(青シソ対赤シソは6対4くらい)
それから火をつけて、じわじわ煮込んでいきます。
水がグツグツとしてきてから15分ほど煮込みました。
ネットで調べた情報によれば、アクを取りながらグツグツコトコト煮るという話だったのですが、アクが浮くスペースがないのでアクがありません。15分煮て、シソの葉を捨てました。
アクを取っていないことが気になったので、葉を取り出した後、沸騰させてみました。そうしたらアクが出てきたのでそれをすくいました)
さて、火を止めて、砂糖を入れます。ネットのバラバラの情報では、ここに入れるべき量は1~4kgでした。言ってみればシロップみたいなものを作るわけで、このジュースに水や炭酸で割って飲むのであまーーーくて良いわけです。
さらに保存性を高めるために砂糖はタップリ入れるようです。個人的には1gも入れたくないのですが、保存のためにやむなく、1kgを豆乳、いや投入しました。
そして、40gのクエン酸を入れていきます。この時に色が少し鮮やかになっていくのでした。
クエン酸の代わりに「レモン汁」や「酢」でも構わないようです。比率が分かりやすかったのでクエン酸にして、気分的な香りづけにレモン汁を少し入れました。
透き通っていて、ゴミ的なものはなかったのですが、一応、器に注ぐ時に、リードペーパーで濾しました。
ソーダ水で1:1で割って飲んでみました。個人的には甘みはない方が好きですが、まあまあ健康にも良さげで、焼酎割りでも飲めるし、星2つです。★★
最後に豆知識。というかパクリ知識。
紫蘇の「蘇」の字は「蘇生」の「蘇」。人が蘇(よみがえ)るほど健康に良い食材である、ということらしいですよ。私は昔、シソとレンコンで花粉症を治しました。シソが効いたのか、レンコンが効いたのか、分かりませんけど。両方かな。
■北見発見伝:社長宅
我が家の近所に社長の家を発見しました。社長ですよ。社長の家なんですよ。
真ん中あたりに見えませんか。
見えないって?
仕方ないな、拡大しましょう。
ほらね。
おしまい。