■寒過ぎる
寒さで死んだネズミではありません。とりあえず。
今年はずっと寒いのです。5月には、13 日に雪が降り、 桜やツツジの花に雪が積もってシュールでした。5月中旬にもなって雪が降ったなんて記憶はありません。
6月は10日を過ぎても早朝は気温5度程度で、ストーブを焚く状況でした。20日になっても最高気温が14度と、肌寒い日が続きました。あまりにも寒いので、畑の作物はさっぱり育ちませんでした。
何年も前のこと、道東なのに極寒の1月に雪ではなく「雨」が降って「信じられな~い!!」なんて言ってた温暖化はどこ行っちまったんでしょうかねぇ。
寒い寒いとは言っても、雑草はスクスクと育って、畑以外は緑でもっさりとして、虫もいて、それを捕まえる鳥もいて、寒いのに生き物たちは元気でにぎやかです。
野良猫はモグラを捕らえてモグモグしているのでした。
そんな中、6月29日に突然36度に急上昇。室温も33度に上がりました。(公式には最高が32.5度)
ウチには冷房設備はないので、「あづいよぉ」と言って我慢するしかありません。でも翌朝には15度程度の「さみーよぉ」になりました。
その後も朝は依然として肌寒く、7月8日の朝も「夏なのになんだこの寒さは」というくらいに下がりました。
今年は、雨が少ないと感じていました。ところが7月5日、延々どしゃ降りの雷雨になりました。畑はと言うと、今年の春先に大雨を想定して作った水路が機能して(ドヤ顔)、作物はほぼ無事でしたが、気温も降水量も極端に振れる異常さを感じました。
関東も近畿も九州も、どこも気象には異常な感じはあると思います。北海道は、東京の暑さに比べたら屁でもないのですが、ずっと寒い中で急に熱波が来れば参ってしまいます。
しかし、野菜も人間も暑いだの寒いだのとダメですけど、雑草だけはスゴいですね。
雑草はスゴい。
ネタがないので天気と雑草の話になってしまいました。
いや、
ネタがないわけではなく、いまいちというか、どうでもいいというか・・・。でもこの際だからそのいまひとつの話を書いてみます。題して「間引きをしない実験」です。
■間引きをしない実験
畑で何か作っていると、「間引き」と言って、育ち始めの野菜の芽を摘む作業があります。1本を元気に育てるために周辺の芽を摘むんです。チョキっとポイッと。鬼ですよね。人間で言えば、3人の赤ちゃんがいたとすると、元気そうな1人を残して、2人抹殺ですから。
3人の社員がいたら、従順な1人を残して、目障りな2人を左遷ですからね。出る杭はちょん切るのです。可哀想だし、非人道的です。(なんか違う)
だから最近はそれらを髪の毛だと思ってカットしています。
しかしそれでも貧乏性のせいで間引きがもったいなくてたまらないのです。
(雑草はブチブチと抜きますけど)
(雑草をブチブチ抜きまくる方が鬼の度合いが上っぽいですけど)
(髪の毛で言えば引きちぎる感じですもんね)
それで、間引きはもったいないし可哀想なので、できることならしたくない。
ということで、「本当に間引きは必要なのか」
と、畑の素人ならではの発想によって、ちょっと実験をすることにしたのです。
実のなるものは間引きしないと栄養が分散されて共倒れになるかもなぁ、とは思います。キャベツはおしくらまんじゅうみたいになるのが想像出来るので間引きしないとダメだと思います。
だから“葉もの野菜”で試すことにしました。毎年美味しくいただいているルッコラの、畝(うね)を2倍の4メートルに広げての実験です。
そして今はまだこんな感じですが・・・。
で、何となく中途半端ながらひとつ結果が出ました。すでにサラダで食べたりしているのですが、間引きをしないで密集させたヤツらは、なんと、なんとなんと、他の葉っぱよりやわらかくて食べやすいのです。葉脈が固くないというか。
ただ、葉っぱがすごく密集しているので、枯れてしまうのかも知れません。
普通なら80cmくらいまで伸びますが、さてそれまでにどうなりますか。
とまあ、いまひとつ盛り上がりに欠けるお話でした。
それにしてもルッコラは美味いです。
■北見発見伝:子供トビダス
運転しながらこれ見た時は、一瞬何だろうと思いました。
宗教の何かか、なんて。
これを見ながら読むと、外国人ぽくなりますよね。なりますよね。
発音が難しいという感じに。
そしてこれ読んでる間に子供跳ねそうです。(笑)