■リペアムゲルは微妙
以前、自転車のタイヤに画鋲が刺されていたことがありました。写真の左の折りたたみ自転車の前タイヤの左側斜め45度くらいの角度で、キレイに深く刺され、タイヤはペッチャンコになっていました。
走行中にその角度で画鋲を拾うのは不自然で、多分、これは普段からストレスがたまっている生き物が、「むしゃくしゃしてやった」か「パンクして困る持ち主のことを想像すると愉快でたまらなくなってやった」んだと思います。
犯人に対しては、多分同じようなことが、その身に降り掛かるように世の中はできているので(バチが当たると言いますね)、逆に可哀想な生き物だなと思っていました。
ただ、その生き物に対して、できればパンクの修理屋で一生働かせられ、給料の半分をサイクリングロードなどの整備などに寄付をさせられる、というような厳罰を科してもらいたい、と、厳罰主義的なあまり良くない考えも浮かんだのは事実です。反省です。
その事件から程なく、テレビで「パンクをしない自転車にしてくれる自転車屋」の情報をたまたま見ることができました。それによると温めたドロドロしたゲル状のものを自転車のチューブに入れ、固まると出来上がり、というものでした。
リペアムというゲルを注入するので、リペアムゲル自転車というらしいです。
タイヤ1本3500円。我が家の自転車は実は3台。2万1000円もかかってしまいます。
悩みました。
今まで、自転車のパンクは、何者かの腹いせで刺されたパンクを含め、すでに6~7回もあって、修理費も意外に高く、時間も無駄に費やすので悩みの種でありました。
リペアムゲル自転車にしてしまいたいが高い。高いけど長い目で見ると安いのかも知れない。
「絶対にパンクしない」(テレビではタイヤに木ねじをを貫通させてました)
「空気をパンパンに入れた状態と同じなので、接地面が小さく、抵抗が少なく軽く漕げる」
「固まった固体は収縮しないからずっと何もしなくてい」
実に魅力的です。
その乗り心地については
「空気のタイヤと変わらないし、重さも感じない」
と、テレビのレポーターも喜んでいました。
ネットを見ると、どこかの主婦なども美辞麗句の嵐で、以前作ったことのあるヤラセの広告みたいなことを言っていましたが、まんざらウソでもないと判断してしまいました。やはりテレビの映像で見て悪くなさそうだったからです。
というわけでついに決心し、このたび3台ともそのリペアムゲル自転車に仕立ててきました。パチパチパチパチ。(散財で泣きながら拍手)
乗り心地について、感想を述べさせて頂きますので、みなさんも参考にしてください。
多分、1年と経たずにスポークが折れると思います。(爆笑)
衝撃を拾うのでスピードは出せません。(汗)
ペダルは重くなったと思います。(悲)
乗り心地悪いです。(怒)
しかし、満足しています。本当です。
第一に、パンクの愉快犯が、悔しがる。今度画鋲が刺さっていても、「ちみー、五寸釘打ち込んでもパンクしないんだぜっ」なんて言っちゃったりして。
あ、とにかく、パンクしないっていうのはメリットとして大きいです。それから、実際に路上を乗ってみて思ったのは、スピードが出せないので、安全性が高まるのです。
青信号の点滅などで急ぐと、車道と歩道の段差での衝撃が激しく伝わるため、急いで渡ることに諦めがつくのです。
でもそうも言ってられない時や、不意の凸凹では確実に自転車にダメージがあるため、多分、そのうちスポークが折れると思うのです。
長い目で見て、はたしてトクだったのだろうか…。
■第28回 愉快な札幌大発見:近所の看板「ベアのマーク」3
この株式会社ベアのマークは、アンケートの結果、圧倒的な得票率により
「パンダ」に決定 致しました。
パチパチパチパチ(泣)
内訳は次の通り。
1 パンダである……………………………………67%
2 タヌキである……………………………………11%
3 アライグマである………………………………22%
4 別の生物、もしくは架空の生物である ………0%
全国9000万人(1000万で割って下さい)の回答で、3分の2を獲得。完璧なパンダということになりました。
最初に答えありきのタウンミーティングよりは、民主的に決定できて良かったと思っております。
とか言いながら、同じネタ、3週連続の珍記録。
(まさかネタ切れ?)
(そんなことないですよ)
タヌキ(左)とアライグマ(中)とパンダ(左)