■人体実験が終了
メタボを集めた北大による人体実験がついに終わりました。
「札幌ライフスタイルスタディ(第二期)」という人体実験に参加を決め、登録されたのが2007年5月28日でした。
メタボな人は生活習慣を変えずにいると健康が悪化する確率が高い、というすでに分かったような答えが出るはずのこの実験は、2つのグループに分けられました。
もし、食事や運動などの半強制的な「指導介入のあるB群」に割り当てられていたら健康まっしぐらとなったはずでしたが、一切介入しない「放置して経過を見るA群」に割り当てられたため、この2年間は、特別なことはせず、普段通りに暮らしてきました。
というか、うまくいけば適切な指導を受けられるかも知れない、いや、ダイエットできるかも知れないという期待を胸に参加したわけでありますが、とても残念な生活が続くことになりました。
そうです。そうしてただ普段通りに暮らしてきただけの実験が終了したのです。
2年(初動でもたつきがあって正確には1年6か月)が経過し、この土曜日に健康診断というよりは「人体チェック」を受けに北大へ足を運びました。
ちょうど1か月前にこれとは別の健康診断を受けた時は、病み上がり・疲労困ぱい・酒づけの直後で体調が最悪の時に受診したため、異常値が出まくり、大変マズいことになっていました。良いところがないというぐらい。
今回の結果がもしヒドいことになっていたら、自分で食事と運動を管理し、生活習慣を変えていかなくては早々に死んでしまいます。しかし出来そうで出来ないことなので早々に死んでしまうかも知れません。そもそも自己管理できないからメタボになったのであり…。
ま、それはともかく、今回の「人体チェック」で面白かったのは呼吸器系の検診で、肺活量を測った時でした。ただ肺活量を測るのではなく、息の続き方も調べていました。
測る人「息を吸ってぇー、…はいっ、吐いてっ」
前の人「 ふーーーーーーっっ!!」
測る人「もっともっと、頑張ってーっ」
前の人「っっっーーーぅぅぅ」
測る人「はいOKです。いいですねーいい波形ですよ」
測る人「息を吸ってぇー、…はいっ、吐いてっ」
私 「 ふーーーーーーっっ!!」
測る人「もっともっと、頑張ってーっ」
私 「っっっーーーぅぅぅ」
測る人「はいOKです。……んー……」
測る人「息を吸ってぇー、…はいっ、吐いてっ」
後の人「 ふーーーーーーっっ!!」
測る人「もっともっと、頑張ってーっ」
後の人「っっっーーーぅぅぅ」
測る人「はいOKです。いいですねーいい波形ですねー」
私の時だけ「いい波形」になってなかったようです。とても不安です。
6つの電極を体に付け、血圧や血の巡り具合を測りながら自転車をこぐ「運動能力測定」では、約6分後に血圧が上がり過ぎて計測を終了しました。マズいんでないかい。
さてどうなることやら。結果はそのうち送られてきます。
※これまでの経緯は、vol.81、vol.92、 vol.99となっております。
■第107回 愉快な札幌大発見:何これ
ネタ切れに苦しんでいるさなか、まあまあ行けそうな微妙なネタを発見し写真を撮りました。あとからデータを見ると、別の部分にこんなものが写っていまして、今回は偶然写っていたこれで行きたいと思った次第であります。
名人コーヒーの店「??」。これ、なんでしょうね。例えば、と例えようとしても、例えが浮かばない奇妙な図形であります。虫かな。左の図形は「ムロワ」って読めたり、でも両端の橋のマークのようなものは何。右下の足のようなものは何を意味しているのか…。π?
読めた方はご一報ください。私は正解を知りません。