■忌避(きひ)剤
5月11日、日曜日、先週「園芸市」で買った「エコミミー」が気になったのと、一緒に買った忌避剤「むし・虫 逃げ~! 逃げ~!」(これも何ちゅうネーミングっ!!)が、袋の気持悪さとは裏腹に快適に作物の栽培ができそうだったので、少し安いうちに買い足そうと中島公園に出かけました。
ちょっと説明しますと、忌避剤「むし・虫 逃げ~! 逃げ~!」(何ちゅうネーミングっ!!)は、お茶などに含まれる天然成分のサポニンや香辛料でできているので、農薬と違って不自然なものではなく、食べ物を作るにはこういうものがベストなんだろうなと思ったのでありました。
中島公園に入ると、何と園芸市と同時に「フリーマーケット」をやっていました。この日はやることがいろいろとあったので、見てるヒマなどなかったのですが、辛抱できずついつい立ち寄ってしまいました。
100円の服4着を手始めに、850円分のおもちゃをゲット。1時間も潰してしまいました。(写真は戦利品の一部)
忌避剤の話に戻ります。
「むし・虫 逃げ~! 逃げ~!」(何ちゅうネーミングっ!!)は、なんとなんと、売り切れていました。あー、やられたー、という気分でガックリしていると、店員のおじさんが「忌避剤ならこれどう?」と勧めてくれたものがありました。
…たばこの粉末…
『たばこかよっ』と思いつつ、『まあ確かに嫌がられるものとしては優れているのかも』と思いつつ、『天然だけどガンになるじゃん』と思いつつ、
「たばこですか?」
と、たばこなだけに いぶかし気に聞いてみました。
「いやいや、加工されたたばこじゃないよ…」
「ニコチンとか入ってるのでは?」
「いやいや、害はないんだよ」
「……」
「ハーブみたいなもんだよ」
なるほど、と思ったものの、たばこが苦手な私には積極的に使いたいとは思わなかったのでした。しかし、「むし・虫 逃げ~! 逃げ~!」(何ちゅうネーミングっ!!)は売り切れてるし、たばこの粉末は2リットル100円と格安。
迷っているとおじさんが切れてしまいました。
「ええいっ、とりあえず使ってみなっ、タダでやるからっ」
「えっ、あ、買いますよホント」
「いいよ、ほら、悪いもんじゃないんだからさ」
といって650グラム(家で量ってみた)くれたのでした。
そしてまたまたフリーマーケットの戦利品と合わせて10キロくらいの重さの荷物を持ちながら、自転車でフラフラと帰路についたのでした。
■第76回 愉快な札幌大発見:この坂は危険
ここは豊平区にある2kmくらい続く自然保護地区のようなところでありまして(現場は精進河畔公園:しょうじんかはんこうえん)、最近ここに流れている小川に作られていた護岸ブロックを撤去して、より自然な形に戻したりしているエリアなのです。
護岸工事がいかに自然を破壊していたかということが肌で感じられ、撤去に踏み切った人々の判断の素晴らしさに、おじさん一本とられちゃったな、と思いつつ散歩してました。
看板がありました。
「お願い この坂はすべるので危険です。中に入らないで下さい。」(上の写真)
「坂?」
「坂ってどこ?」
看板の向こうに見えているのは「ガケ」でありまして、やっぱりこの踏み外すと下まで落ちるような角度ってのは「坂」じゃないと思うんですよね。写真では分かりにくいかも知れませんが、ここを登り降りすることを考えるだけでもゲンナリするこの「ガケ」を、サラッと「この坂を」と書いてしまうところが愉快ですね。実際回り込んでこの上へ行ってみましたが、本当にガケです。(写真では伝わらないかも)
川の周囲の護岸ブロックが外され、このような感じになっています。この両サイドに散歩道があります。川にはヤマベが放流されているらしく、釣り禁止の看板がありました。町と自然が絶妙に絡み合っています。