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  • v354 恐怖ニンジンジュース

    ■恐怖ニンジンジュース

    ニンジンジュース

    もったいないもったいないと言って、間引きニンジンを移植をした結果、その移植ニンジンのほとんどがグロい形状に成長してしまったために、近所にもお裾分けできず、大量に保管することとなりました。
    (まともなニンジンは一定量、レストランなどで使ってもらえました。一応良かった)

    ニンジン

    見れば見るほど震撼する恐怖ニンジンが、この写真の他にもあり、さらに地中にまだこの3倍くらいの量が埋まっています。ニンゲンでいえば1人分くらいの重さ、全部で少なくとも50kgはクダラないであろうこのクダラないニンジン。処理に困りました。ウチに馬がいてくれればなぁ。

    料理にいくら使っても減りません。そこで、毎日ジュースにして飲めばかなり減らせるだろうと、ミキサーを泣く泣く購入。早速、ジュースを作ってみました。

    ニンジンを入れて、そこに水を加えるのですが、同じくらいの量の水を加えても超濃厚なのです。ゲル状のぬるいスムージーのようになり、スプーンで食べるような感じになります。これね。

    ニンジンジュース
    我が事務所に普通のコップがなく、仕方なくコーヒーカップで。

    一応、そこそこ美味いです。ニンジン100%でも美味いですが、リンゴを混ぜたり、ハチミツを混ぜるとより美味しくなりました。

    しかし濃い。普通に健康的に飲むのであれば、水の量は多めにしないと毎日は辛い。水を増やせば消費するニンジンの量が減り、いつまでもいつまでも恐怖ニンジンはなかなか減りません。

    ニンジン

    怖いですねー。このニンジンをカットします。厚く剥くので量は減らせます。

    ニンジン

    ほら、食い物に変わりました。細かくカットします。

    ニンジン

    このくらい細かくしないとミキサーが苦しみます。これをミキサーの器に投入。

    ニンジン

    ニンジンに水を入れ、ハチミツ(100均でゲット)を適当に入れました。

    ニンジンジュース

    ミキサーにセット。ゥレディ・・・・・スイッチオン!!
    グォーンギャギャギャギャー!! ギャギャギャギャー!! で完成です。
    水まだ足りなかった。ドロドロ。次はもっと水を増やします。

    まあ、これを毎日毎日飲むことになります。贅沢といえば贅沢なんですかねぇ。決してまずくはない。いや美味い。
    ただ、ニンジンジュースばっかりはさすがに辛いので、バナナリンゴハチミツジュースも作ってみたところ、

    「あー、美味い美味い、美味すぎるぜー」

    と、とにかく甘みとフルーツ感のある方が断然美味いのでした。いやニンジンジュースもなかなかいい味なのですが、そのうちきっと飽きる。すでに飽き気味。

    肌の色がニンジン色になっている人を見たら私と思ってください。

    来年はきちんと種を蒔こうと思いました。
    終わり。


  • v351  恐怖の芸術ニンジン

    ■恐怖の芸術ニンジン

    ニンジン
    掘り出した直後のニンジン。完全無農薬。まともな形のニンジンは3割程度だった。その理由は・・・

    こりゃあ500本じゃきかないな。10月14日に収穫したニンジンは、ニンジン畑全体の約半分。

    写真では分かりにくいですが、とにかくすごい本数なのです。それで半分。

    まともな、立派なものが150本ほどありました。そして、恐怖としか言いようのない形状のニンジンはその倍くらいありました。その恐怖ニンジンのほとんどが「ワタス、失敗しないので」、と言って移植したニンジンでした。100%に近い確率で、移植ニンジンはひねくれていたのです。

    恐怖としか言いようがない。

    この血も凍るような恐怖ニンジンは、半分はナオヒロくんが引き取ってくれました。逆にその形状が芸術的であったからです。
    そして残り半分のうちの5分の1は、東京にお住いの「でっちさん」が、恐怖におののきながら引き取ってくれました。しかしその恐怖から一刻も早く逃れるために、速攻で無農薬野菜をありがたがってくれる人々に分けたところ、大変喜ばれたということで、まずまず落着してくれました。でっちGJ!

    まともなニンジンは畑にはもう少なくなってしまいました。残っているほとんどは、この恐怖ニンジンと思われます。移植した畑から掘り出すのが怖くて採るのをやめたからです。
    それらもそうですが、今回収穫してまだ残っている恐怖ニンジンを処理していかなくてはなりません。100個はあります。

    それらの恐怖の芸術ニンジンの一部を、とりあえず、ザックリと皮をむき、彫刻物のようにしてみました。

    恐怖感は消えたニンジン

    おお、普通だ。これはいいぞ。と思いましたが保存がきかない。冷蔵庫にはとても入りきらない。この作業は量が多すぎてとてつもなく時間がかかり、手が痛くなる。どうしよう。

    「そうだ、ジュースにしよう」

    ジュースなら形状関係ない。しかもまだちょっと土のついたニンジンは少しは日持ちするので、1日4〜5個を使って毎朝飲めばあっという間になくなるし、飲む分だけカットするから手も痛まないし、何よりも体にも良いはず。一石四鳥のお得感です。ミキサーさえあれば。

    しかし、薬のようなニンジンで作るジュースは甘みが少なくてゲロマズじゃなかろうか。でもやってみなくちゃわからない。ということで、安くて高性能のジューサーを手に入れることにしました。手に入ったらジュース報告をしようと思います。

    それから、越冬ニンジン、あるいは雪の下ニンジンというものが実際に作られていて、それはそれは甘みが強くなって美味しいのだそうです。まだ畑に残っている恐怖ニンジンは200本ほどあり、越冬させることにしました。

    さてどんなことになっていくのでしょう。

    それとこのニンジンは2種類あって、2種類とも固定種なので、種を採取して、また収穫することができます。もうそろそろ雪が降ってくるのですが、トウが立っていない、花が咲いていない状況で、花待ちです。
    調べてみると種採りがまた面倒で、げんなりしています。しかしなんとかせねば。

    ニンジンの話はまたあとで。