■雪景色
写真を見ての通り、雪が降りまくっています。こうしてみると白い景色ってのは、美しいというか、ロマンチックな感じがするものであると、思うでしょう。
ところがですね、この左側はこうなってまして。
ちっともロマンチックじゃありませんよ。
ロードヒーティングで雪が融けてますし。
ネタがないのでこんなもんで勘弁してください。(笑)
まあ、今札幌はこんな景色になっております、ということで。
そういえば大通公園では、恒例の「ミュンヘン・クリスマス市」(12/24まで)が開催されています。そしてその周辺(結構広範囲)ではホワイトイルミネーションといって、光のオブジェが美しく輝いているところです。
これはミュンヘン・クリスマス市の方です。
クリスチャンも仏教徒も関係なしに楽しめます。寒いですが。
■第105回 愉快な札幌大発見:雪のベスト
近所の銅像が雪のベストを羽織っていました。
暖かいんだか、寒いんだかっ。
これだけじゃ何ですから、銅像の人を紹介します。
梁田 貞(やなだ ただし)という札幌出身の人です。何の人かここで分かった人には米1年分を差し上げたいくらいすごいです。
ここは「資生館小学校」の前というか脇というか近くです。
この小学校に関する話は複雑で面倒なので割愛します。
で、この人は昔 「創成小学校」と言われていた頃のこの小学校を卒業しています。だからここに像があるんですね。
北大と早稲田に在籍していたこともあるんだとかで、その後、1909年に東京音楽学校(現東京芸術大学)に入学して声楽を学び、なんか知りませんけど、テノール歌手として将来を嘱望されたんだとか。
ここで何の人か分かったらやはり、ガソリン1年分を差し上げたいくらいすごいですよ。
で、 結局は音楽教育と作曲の道を選び、大正7年(1918年)に研究科作曲部を修了。
音楽教師としては、没後に「音楽教師」という映画にもなり、見た目から「ライオン先生」と呼ばれて生徒に慕われていたそうです。
ここで何の人か分かったらそれでも、豪華客船で行く世界一周旅行券をペアでを差し上げたいくらいすごいです。
この人は「城ケ島の雨」「とんび」「昼の夢」など数々の名曲を作曲しました。
まだ分からない?
もうっ。
「どんぐりコロコロ」の人ですよ。
みんなが知ってる「どんぐりコロコロ」を作曲した音楽家です。
小学校前には、「どんぐりコロコロ」の歌碑が、この銅像の右横にあります。譜面と歌詞が掘られています。
ためになったね。
ちなみに、作詞は青木存義という宮城県の人だそうです。
なんと生家跡に「どんぐりころころの石碑」があるそうです。