• タグ別アーカイブ: 花火大会
  • v336 人参地獄-2

    ■人参地獄-2

    ニンジン

    ニンジンの人口爆発により、地球がピンチなのです。仕方ないので、新たに畝を作ることにしました。それも草でボーボーのエリアを、もちろん手作業で。

    7月15日(日)、朝からずっと雨でしたが、3時くらいから予報になかった「晴れ」となり、急遽向かったのです。

    新たな畝に

    ↑ ここに作ります。草を抜きました。荒れ狂ったゴリラのように(ゴリラさんごめん)、木のような根の強い植物も力づくで引き抜いて、ブーーーンとぶん投げます。10本も引き抜き投げるとフラフラになりました。30分かかり、足も手もガクガクになりました。足が重くヨタヨタして、動けない状態になり、完全にエネルギー切れとなりました。写真で見るとたったこれだけなんですけどね。

    それからヨレヨレになりながら、2時間ばかりかけて3メートルほどの畝を4本作りました。ここにEM菌を撒いてこの日は終了。
    夜になって痛み止めの湿布薬6枚をペタペタ貼り、「いてててて」「いてててて」と呻きながら寝たのでした。

    翌7月16日(月・祝)、朝、起きるのがしんどい。「いててて」「いててて」と呻きながら寝返り。珍しく強い陽射しの朝。ここのところずっと気温10〜20度前後と肌寒かったので、いよいよ暑くなるなと思いました。
    気温が上がる前の、なるべく早い時間の方が熱中症にはなりにくい。体に鞭打ってでもやるべき。7時少し前に起床。

    8時頃に畑に到着。手早くニンジン200本ほどを移植。4本の畝が1時間強でいっぱいになってしまいました。しかもやや株間が狭い。
    「移植場所が足りないっ」
    多分、救わねばならないニンジンはまだ400〜500本はある。30メートルの畝が1本欲しいところ。それでも東京の人口密度から札幌の人口密度くらいになる程度であって、北見の人口密度程度にまでゆったりさせるには、100メートル程の畝1本が必要。地獄の肉体労働による自分の死を取るか、ニンジンの死を取るか、という究極の選択を迫られているのです。

    ニン口問題(ニンジンの密集問題)はまだまだ解決しません。

    この日、移植先がなくなり困っている間に、気温は36度になっていて、熱中症の危険を感じ、さっさと引き上げました。

     

    さて、前日の夜、そんなに暑くもない、むしろ肌寒いくらいの夏の花火大会がありました。北見の少し郊外のあちこちの道路は、路上駐車でいっぱいで、みなさん花火を楽しんでいました。私も花火見たさに郊外へ車を走らせました。パトロールカーが神経質にパトロールしていました。

    今回はその写真で締めます。

    花火大会の路上駐車
    これは花火ではありません。花火が車体に写り込んでいる、路上駐車の列です。

    花火

    花火

    花火

    花火

    花火大会が終わってから車を出したら、渋滞に巻き込まれると思い、少し早めに帰路につきました。最後の写真は通りかかった本屋さんのコーチャンフォーの駐車場から撮りました。数100台止まれる広い駐車場が車でいっぱいで、その周辺の道路も路上駐車でいっぱいでした。

    後で調べたら打ち上げる花火の数は4000発だそうです。
    おしまい。


  • v199 悲しい花火大会-2/愉快な札幌128-ユリのホームラン王

    ■悲しい花火大会 その2

    屋上から
    我がマンションの屋上から。この日は満月。

    先週、意気揚々と出かけた花火大会は、すっかり衰えた体力と、蚊の大群と、無風による煙の充満によって、散々な花火鑑賞となってしまいました。(前回参照)

    「自分の住むマンションの屋上から見れば良かった」というマヌケなお話になった反省から、次は屋上で見ようと決めたのでした。そして金曜日がやってきました。
    例年、毎週のように開催される大型の花火大会は金曜日なのです。

    カミさんがまたしても鶏の唐揚げを作り始めました。はなまるマーケットでやっていた「冷えてもおいしい唐揚げのレシピ」が気に入ってしまったのです。今後、あらゆる屋外イベントにはこの鶏の唐揚げが作られることでしょう。

    屋上に出るには管理人から許可をもらって、カギを開けてもらわないといけません。いつもはあっさり開けてくれます。夕方5時頃に管理人のところへ行きました。

    「あのー、屋上で花火大会を見たいんですけど」
    「今日かい? 7時50分くらいから1~2時間だよね」
    「そうですそれです」
    「何かあったらオレ責任取らないといけないんだよな」(しぶしぶ)
    「(あれ? 普段こんなこと言わないのに…)そ、そうですよね。何とかそのー…」
    「じゃあさ、カギ渡しとくからさ、終わったら持ってきて」
    「どうもすいません(ふー、びっくりしたな)、気をつけますから」

    カギを渡してくれたということは、他のマンション住人が許可をもらいにきていないことになり、つまり、広い屋上を独占して花火を見られそうだなと思いました。
    案の定、その勘は的中しました。この日、誰も屋上には来なかったのです。

    7時。カメラと三脚、ビールと日本酒、鶏の唐揚げ、枝豆、椅子、などを持って屋上へ出ました。
    天気は曇りがちながら、満月が見えていました。風もちょっぴり吹いていて、そしてとっても涼しい、最高の環境なのでした。

    まずは満月を、三脚を立てて撮ってみました。

    満月

    最長400mmのレンズで。カメラはPENTAX。写真はまあ失敗ですね。

    花火の前にビールを開けて、ひと口ゴキュッと飲み、鶏の唐揚げと枝豆をつまみます。いやー、盛り上がってまいりました。あとは花火が上がるだけ。

    7時30分。花火大会の事前の合図の音がまだしません。
    7時40分。花火大会の事前の合図の音がまだしません。
    7時45分。花火大会の事前の合図の音がまだしません。
    「おかしいな、中止?」
    7時50分。花火大会が始まりません。
    8時。花火はまだ上がりません。

    「ちょっと、今日、ホントに花火大会なの?」と私。
    「えーと、知らない。だって毎年毎週やってるから」
    「マジ」
    「マジ」
    「中止とかじゃないんじゃないの、そもそも開催してないのでは」
    「そうかも」
    「でも管理人、7時50分くらいからやるやつかって言ってたが」

    どういうことなんだ、あの管理人の発言は。
    「今日かい? 7時50分くらいから1~2時間だよね」

    しかし花火が打ち上がらないのは現実。…そうか、自分たちも管理人も、今日花火大会は無いということを知らず、「あるとすれば8時前頃から始まる」ということだけで動いたのだ。

    調べたら、今年は大型の花火大会は2つだけで、先週が最後だったのです。スポンサーのひとつがすでに去年から夕張開催に変更していました。財政破綻した夕張市を応援する趣旨があるのでしょう。
    花火大会は3年前は4週連続開催だったような気がするのですが、多分この不況のせいで開催を見送ったと思われます。全国的にその傾向がありますので。

    ちゃんと調べもせず、毎年やってたからと、唐揚げを作り、花火があがるのをアホみたいに待っていたのでした。

    「自分の住むマンションの屋上から見れば良かった」
    というマヌケなお話は、
    「屋上に行ったら、花火大会は開催されていなかった」
    というさらなるマヌケなお話となってしまったのでした。

     

    ■第128回 愉快な札幌大発見:ユリのホームラン王

    ユリのナヴォナ

    7月20日(月祝)に、百合が原公園に行った時に見つけました。
    のホームラン王です。


  • v198 悲しい花火大会/愉快な札幌127-ネタはないか

    ■悲しい花火大会

    半分見えない花火
    旭山記念公園から見た花火大会

    今年は延々「曇り」と「雨」の変な天気です。温暖化どころか寒いくらい。夜はひんやりしています。北海道冷えてます。8月なのにコンビニじゃおでん売ってます。

    一応夏なので花火大会が毎週のようにあります。たまには良いだろうと、自転車で30分くらいの、山の斜面の公園へ出かけて花火を見る計画を立てました。

    花火を見ながらビールを飲み、おかずも持参して、ついでに夜景も楽しむという贅沢な計画。

    計画したのは花火大会の3~4日前です。天気はちょうど雨が降り始めるという予報で、何とも微妙でした。

    当日、予報が微妙に外れて、「雨」が「曇り」になりました。どうせ花火は雲の下で炸裂するのだから問題なかろうと、「鶏の唐揚げ」やら「ポテトサラダ」やらを持って出かけたのです。

    しかし、そこに待ち受けていたのは数々の難関でした。

    第一の難関は、そこが山であることでした。自転車で急勾配を上らないといけません。普段ろくに運動をしていないので、すぐにバテました。公園の近くのスーパーで「ビール」と「ワンカップ」を買い、坂道を自転車を押して上がり、バテバテで公園入口に着き、さらに頂上に向かう坂と階段を上りました。

    気温は低いのに汗ダクダク、ヒザは笑っていました。(ヒザは笑わへんやろ~)
    そうして何とかてっぺんに到達し、美しい夜景を見てホッとひと安心。

    第二の難関は「蚊」でした。人もいっぱい来ていましたが、山なだけに虫もいっぱい。あちこちで蚊を叩き殺す手のパチパチする音が響きまくっていました。もちろん自分もバッチバチと次から次に襲ってくる蚊を叩き潰すのでした。

    ビールを開けてひと口ゴキュッと飲んでは、バチンと蚊を叩き、持ってきたタオルをブンブン振り回して、またビールをひと口。手に止まった蚊を見てバチッと叩くとビールがはねる。おかずを食べようと取り出すと、蚊がたくさん寄ってくる。虫除けになるかと思って持って行った「ヒバの香りスプレー」は効果ゼロ、というか蚊が喜ぶ始末で効果はマイナス。もうものすごいストレスでした。
    やがて花火が、4km先の豊平川地点から上がり始めました。来た来た~っ、てな感じです。

    第三の難関は「風」でした。無風だったのです。花火が炸裂すると煙が出ますね。ちょっとでも風があれば煙は流れて行きますが、無風だと煙は延々そこに残るんです。

    花火が上がれば上がるほど煙が立ちこめて、最初はクリアだった花火が、最後の方はほとんど煙の中で花火が炸裂するので、半分以上見えなくなってしまいました。トドメは隣の人がタバコをプカプカやり始め、まさにケムリ攻めにされてしまいました。

    三脚を持って撮影に来ている人も数多くいましたが
    「ダメだ、見えねー」
    と吐き捨てて去って行く姿がありました。

    フィナーレの大型花火も、ちょっぴりだけ煙の隙間から見える程度で、それはもう散々な花火大会でした。

    汗ダクダク、ヒザはガクガク、蚊がブンブン、煙モクモクで、悲しい花火大会となってしまいましたとさ。

    酒を飲む筆者の勇姿
    花火大会終了後、手ぬぐいを頭に掛け、ワンカップを飲む筆者の勇姿
    長袖だったので「蚊」に刺されることはありませんでした。

    自分の住むマンションの屋上から見れば良かった。
    というマヌケなお話。

     

    ■第127回 愉快な札幌大発見:ネタはないか

    もうネタがなくて、何かないかなぁと思っていたところ「あるよ」と言われました。

    あるよ

    あったね。

    この八百屋っぽい店には、魚介類もあるよ。どれもすごい安いです。


  • v159 花火大会/愉快な札幌88-しらたきマン

    ■花火大会

    イカ花火
    イカ花火炸裂

    夏の風物詩のひとつでもある花火大会。というか寒いので火花を見てきました。(笑)

    豊平川沿いで毎週のように行われる花火大会。鑑賞する場所としてはやはり河川敷だとか、川にかかっている橋が良いのですが、人が多過ぎると気が散ってしまいます。

    人混みはイヤだなと思いつつ、河川敷へ向かいながらその近所の中島公園に自転車を止めたところ、公園の中は意外にも人はまばらでした。花火もよく見えそうでしたので、池の淵ギリギリの芝生で見ることにしました。花火開始の40分前でした。

    近くで三脚にカメラをセットしていた人がいたので、確かにこの場所はいいポイントだと確信。人も少なくてラッキー感満載でした。贅沢に花火を楽しめそうでした。

    開始20分前くらいになって、後ろを振り向いてみると、5メートルくらいの芝生のスペースにポツンポツンと人は増えていました。

    10分前くらいになって、子だくさんの家族がやってきて、すぐ近くのほぼ真後ろに陣取ったのでした。これが運命というものなのでしょう。笑いの神様が舞い降りてきてくれますね毎度。

    花火が始まりました。

    ドーン、ドーン。バシャバシャ。カモが大きな音に驚いて水辺で焦りまくって溺れそうになっていました。出だし好調です。
    低い花火はちょっとだけ木の影になるのですが、まずまず良く見え、満足できる場所でした。

    ドーン、ドーン。

    「ワー、キャー」と真後ろで子どもたちが騒ぎます。
    「たーまやーっ!!」とそのお母さん。
    お母さんが「たーまやー」って言うんだ、とちょっとびっくり。

    「たーまやーっ!!」と子どもAも真似て叫びます。(男の子)

    ドーンドーン。

    「わー、流れ星だー、流れ星ぃー」と子どもB(男の子)
    「えー、ほんとー?」と子どもC(女の子)
    (子ども何人いるのか分かりませんでした。赤ちゃんもいたような気配が…)

    花火がドーンとなった後に、火花が1本だけ長くなびいたのです。それを流れ星と言っていたのでした。

    「願い事を言ったらいいんだよ」とAかB。

    ドーン。

    「永遠に生きられますように、永遠に生きられますように、 永遠に生きられ…」
    『おいおい…』(私の心の声)

    ドーン。

    「お小遣いが1万円になりますように、 お小遣いが1万円になりま…」
    『おいおいおい…』

    ドーン。

    「お小遣いが2万円になりますように、 お小遣いが2万円になりま…」
    『おいおいおいおい…』

    やがてこのお小遣いの金額は20万円くらいに膨れ上がっていきました。(苦笑)

    それから子どもたちが池の近くにまで来て、走ったりはしゃいだりしたので、お母さんがやめなさい、気をつけなさいと叱り、「川に落ちるでしょ!!」と言いました。
    『池だよ』(私の心の声)

    やがて、ちょっと面白い形の花火があがり始めました。

    ドーン。

    「わー、タコだタコーっ!!」

    ドーン。

    「キャー、イカーっ!! イカーっ!!」

    ドーン。

    「UFOだーUFOだー」

    ドーン。

    「イカだーっ!!」

    ドーン。

    「タコだーっ!!」

    ドーン。

    「UFOーっ!!」

    ドーン。

    「イカーっ!!」

    ドーン。

    「タコーっ!!」

    ドーンドーン。

    「タコー、UFOーっ!!」

    ドーンドーン。

    「イカー、タコー!!」

    『もうええわっ』

    てなもんで、気が散って大変でした。
    そんなわけでとっても賑やかに花火大会は終わったのでした。
    楽しかったです。(ピキッ)

     

    ■第88回 愉快な札幌大発見:しらたきマン

    先週の日曜日に、辺鄙(へんぴ)な場所にありながら人気のあるカレー屋さんへ行きました。そこのメニューは1種類しかなく、3人なら「3つ」と頼めば良いシステムでした。開店と同時に入ったのですが、、本当に辺鄙なところなのにすでに並んでいる客も5人ばかりいました。ほとんど女性ばかり、車で来ていました。

    味はうまかったです。(味の解説終わり)

    というか私はひどい二日酔いだったもので、二日酔いにはなかなか効果的な食事でした。
    で、まずサラダが出てきました。レタスの他、いろいろと入っていまして、そのうちの「しらたき」をうっかりこぼしてしまいました。

    そのしらたきは偶然にも歩行者のようになったのです。

    しらたきマン

    すごいでしょ?
    …。

    終わり。


  • v056 屋上からの花火大会鑑賞

    ■屋上からの花火大会鑑賞

    屋上から見える花火
    屋上から見る花火。花火の左の光はパチンコ屋の看板。

    昨年も毎週のように、金曜日になると花火が打ち上がっていました。昨年は、花火を見るために、自転車で20分かけて、公園になっている山に登ったのですが、蚊などの小さな虫が大量発生していて花火どころではありませんでした。

    実は、昨年は、東京から引越してすぐだったので、札幌にしては異常に暑い日が続いていたことに気付きませんでした。確かに暑過ぎたのです。それは2年目の今年にわかりました。こんなに涼しいとは…。夜は寒いくらいで、なるほどこのくらいの気候であれば、虫もそんなには気にならなかったはずです。

    ただ今年は、マンションの管理人さんにいろいろと相談もしやすくなったので、おそらく地方特有の“かなり大雑把なセキュリティ管理体制”に付け入る隙があると見て、屋上で花火を見たいとお願いしてみました。即答一発。

    「じゃあ屋上のカギあけとくから適当に見て適当に帰ってね」
    『わっはっは』(心の声)

    そんなわけで、ビール片手にマンションの屋上から花火を鑑賞したのです。というか5~6人来ていました。幸い花火が打ち上がる方向には、邪魔なビルはほとんどないのですが、たったひとつ、パチンコ屋のえげつない看板が手前に見えるのがちょっと悲し気であります。

    それでも、こうなったらってんで「枝豆を茹でたり、フライを揚げたりして」屋上へ持っていき、灯りのないビアガーデンのようにして楽しみました。

    花火はみんなが楽しみにしています。あの真下あたりで見ている人たちの歓喜の声が聞こえてきそうです。

    屋上から見える花火

    さて、その花火がやや低い位置で大量に打ち上がっている時の様子は、言っちゃ不謹慎ですが、まるで“空爆”のようでした。

    どこかの国が、火薬を人命を奪うことに必死になって使い続けております。あれが爆弾だったらどうなるかってことくらい想像がつきますよね。その使い道はどんな大義名分があっても、人を殺すために使ってはいけない、と、ちゃんと声に出せる人でありたいと思ったのでした。(こんなこと書かなくてもいい世の中であってほしい)